補足かつてメーター類は、文字盤の裏側に電球があって、スモールライトに連動して点灯するようになっていました。暗くなるとメーター類が見づらくなるため、ライトが点いていないことに気付きやすかったですが、現在は昼までも盤面そのものが発光したり、液晶式になっているものが増えたため、ヘッドライトの点け忘れに気付きにくくなっているという側面もあります。夕方や夜間だけでなく、トンネル内でも無灯火車両は見落とされやすくて危険なので、自己防衛のためにも点灯を心がけましょう。
コメンテータープロフィール
国内自動車メーカー設計部門に約５年間勤務した後、地域タブロイド新聞でジャーナリスト活動を開始。同時に自動車雑誌にも寄稿を始め、難しい技術を分かりやすく解説した記事が好評となる。環境技術には1990年代から取り組み、ディーゼルNOx法改正を審議した第151通常国会では参考人として意見陳述を行ったほか、ドイツ車メーカーの環境報告書日本語版の翻訳査読なども担当。道路行政に関しても、国会に質問主意書を提出するなど、積極的に関わっている。自動車技術会会員。
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