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安部かすみ

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ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

報告

見解つい2週間前のことだが、次期大統領候補のハリス副大統領は、USスチールは歴史ある米企業であり、バイデン大統領の意向に自分も同意すると、そして「USスチールは引き続きアメリカが所有、アメリカの経営であるべきだ」と、自身のピッツバーグでの選挙集会で大勢の有権者を前に“はっきりと”公言しました。会場はもちろん大盛り上がり。 もし日鉄による買収が成立する方向に計画が進むのならば、ハリス氏のあの発言は一体何だったんだ!選挙で勝つためにその場凌ぎで言っただけなのか!?とアメリカ、特にペンシルベニアの人々(主に労働者階級の人々=今回の大統領選挙のカギを握る重要な有権者)は騙された気持ちになるでしょう、きっと。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 石川智久

    日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

    見解バイデン政権から買収中止措置がなかなか発表されないあたり、米国政権内にも同盟国企業に対して買収中止を…続きを読む

  • 佐藤丙午

    拓殖大学国際学部教授/海外事情研究所所長

    提言CIFIUSの審査は複数の段階があるが、まだ大統領の決定の段階にはまだ至っておらず、バイデン、ハリス…続きを読む

コメンテータープロフィール

安部かすみ

ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

米国務省外国記者組織所属のジャーナリスト。雑誌、ラジオ、テレビ、オンラインメディアを通し、米最新事情やトレンドを「現地発」で届けている。日本の出版社で雑誌編集者、有名アーティストのインタビュアー、ガイドブック編集長を経て、2002年活動拠点をN.Y.に移す。N.Y.の出版社でシニアエディターとして街ネタ、トレンド、環境・社会問題を取材。日米で計13年半の正社員編集者・記者経験を経て、2014年アメリカで独立。著書「NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ」イカロス出版。福岡県生まれ

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