"めんどくさがり"こそ作れ!?94歳が教える"本来のおせち"を知ったらおせち作りたくなった!
正月の風物詩、おせち
作るのが面倒で、作らない方も多いと思います
でも、めんどくさがりな人ほどおせちを作ったほうがいいってことはご存じでしたか?
登場人物
なお君:24歳の男の子 マナーについて勉強中
みよ先生:94歳のおばあちゃん 和やマナーの専門家
おせちの意味
みよ先生:おせちよ~
なお君:うわ~あんま好きじゃねえんだよな~
なお君:こんなめんどくさいもの、大変だから作らなくていいですよ!
みよ先生:何言ってるのよ、おせちは楽をするためのものなのよ?
なお君:へ?
おせちは神様と食べる食事
みよ先生:おせちって本来、神様と一緒に食べるものなの
みよ先生:お正月は年神様が家にいらっしゃるから
そこで御馳走を一緒に食べて無病息災を願うの
みよ先生:だからお箸も特別な両口箸を使うのよ
みよ先生:こっちは私たち人間、こっちは神様が使うのよ
なお君:神様と一緒に食べれるの!?
それぞれの料理の意味
みよ先生:おせちの中身も意味があるわね
みよ先生:数の子は子孫繁栄
みよ先生:栗きんとんは金色だからお金とか豊かさを表してるわ
なお君:栗きんとんたべたい!
おせちは「楽」をするためのもの
なお君:でもなんでそれが楽をするにつながるの?
みよ先生:おせちの料理はすべて保存がきくし冷めてもおいしいもので出来てるの
みよ先生:これは普段忙しくしている主婦に正月くらいはゆっくりしてほしいという意味が込められているのよ
みよ先生:正月におせちを食べて、そのあと2、3日は残りを食べれば料理する必要がないでしょ?
おせちは保存がきくから長持ちするものばかり
おせちを作れば正月の三が日は料理をしなくて済むので
一年中働いていた主婦も休める
※おせちが甘いのも日持ちする味付けだから
現代はほかに楽する手段があるけれど...
なお君:そんな粋な理由が...
みよ先生:まぁ今は宅配とか別な方法で楽することは出来るけど
縁起がいいことには変わりないから私はおせち食べるのよ
なお君:なんか食べたくなってきた!
なお君:ふ~
みよ先生:え!?全部食べたの!?
みよ先生:おせちは3日分って言ったじゃない...
なお君:...ウーバーしましょう
皆さんはおせち、食べてみたくなりましたか?
楽をするための食事だったとはびっくりですね
もちろん縁起の良い食事に変わりはないですから
大変でなければ是非作ってみてください!
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