今回紹介するのは戸塚の住宅街で週末だけ営業するパティスリー。おいしいものが大好きな友人から教えてもらいましたが、その友人も、友達からフィナンシェをもらってお店を知ったという、口コミで広がる知る人ぞ知る名店です。

ラトリエ ドゥ　グレゴリー

ラトリエ ドゥ グレゴリーは、戸塚駅からは徒歩20分とアクセスがよいとは言えない、戸塚町の住宅街にある洋菓子店。
バス通りから入ったところにあるため、近くを通っていても知らない方も多いかもしれません。

店内には、フランス人のオーナーシェフ「グレゴリー・スーラヴィー」さんが作るパンやケーキが並んでいています。まるでパリのパティスリー・ブーランジェリーさながらです。

ショーケースに並ぶ宝石のように美しいケーキ。

ケーキだけでなく、焼き菓子やクロワッサン、デニッシュ、バゲットなどのパンも一緒に扱うお店はパリに多く、パティスリーやブーランジェリーと呼ばれますが、オーナーのこだわりを感じますね。

ワインに合いそうなパンもたくさん並んでいるので、甘いものが苦手な方でも立ち寄りやすいと思います。お店で人気の「ハムクロワッサン」とケーキをふたつ買ってきました。

フランス産バターでつくるクロワッサン

フランス産のバターで作るクロワッサンの中には、ハムとベシャメルソースが入っていました。バターがたっぷりのクロワッサンはフランスでも高級品ですが、さらにリッチでこれひとつで大満足な一品。

こちらはノーマルのクロワッサン。

この美しい断面を見ただけでおいしいのがわかりますね。外はサクサク、中はふんわりでほどよい甘みを感じます。

美しいケーキ

ケーキはマンゴーとパッションフルーツが入った「マチルダ」。つややかで、みずみずしく、夏でも食べたくなる見た目の美しさ。

つるんとしたなめらかな食感と、ナッツとごまが入った底がザクザクと香ばしい。

「バニラチーズケーキ」は、バニラ独特の甘みの中にクリームチーズのさっぱりとした味わいと濃厚なチーズケーキのおいしさが味わえるケーキ。バスクチーズやレアチーズケーキとはまた違った、今まで食べたことがない味でした。

気分はパリジェンヌ

フランス屈指のトップパティシエ「フィリップ・ウラカ」氏のSeven Continentsのアイスクリームも取り扱っています。店内は広くはありませんが、フランスを感じることができる商品が並んでいて、みているだけでも楽しいです。

8時から営業しているので、朝から焼きたてのパンが食べられるのはとても嬉しい。手土産としてもきっと喜ばれると思います。

週末の朝、すこしだけ早起きをしてお出かけになってはいかがでしょうか。