日に日に秋らしくなり、紅葉を見に旅へ行きたい季節になりました。
でも葛飾区民は、区内で壮大な紅葉を、いま楽しめます！

水元公園では現在、「ラクウショウの森」で真っ赤な針葉樹を、「ポプラ並木」では天を衝くようなポプラの黄葉を見ることができます。

ラクウショウの森があるのは、「噴水広場」の入口から園内に入り、左側に伸びる遊歩道沿い。しばらく進むと、右手に小合溜の水景を背にした、赤い針葉樹の一群が現れます。

目にまぶしいほど紅葉が鮮やかなラクウショウは、落葉性の高木針葉樹です。水元公園名物のメタセコイアに姿がよく似ています。
メタセコイアと同じく、化石となってヨーロッパの各地で出土されているそうです。

赤い枝葉をよく見ると、ひとつひとつの枝の先に薄緑色の果実が付いています。クリスマスツリーのオーナメントのような可愛さです。
が、この実には油が含まれており、落ちた実を拾うと指がベタベタします。ご注意を。

ラクウショウが茂る遊歩道の向かい側には、こちらも水元公園名物のポプラ並木が続いています。
低い枝から落葉が始まっており、上部に残る葉が鮮やかな黄色に染まっています。

高さ20mにもなるポプラの木々の黄葉は、とても美しく迫力があります。
周囲の落葉樹や、悠々と水を湛える小合溜と相まって、まるで海外にいるような眺めです。

葛飾区内でいま楽しめる壮大な秋景色を見に、ぜひ水元公園へ足を運んでみてくださいね。絶景です！