Yahoo!ニュース

”他人軸”と”自分軸”の比較!「恋愛」が上手くには自分軸になる『必要性』

精神科医しょう精神科医/メンタルドクター

こんにちは、精神科医しょうです。私は普段、精神科での外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーさんに対しHSP気質に関する発信を行なっています。インスタにも遊びにきてね(外部リンク)

相手から重いと言われてフラれてしまったという経験…、実は苦い思い出として心に刻まれている方も多いのでは?

恋愛において相手が逃げてくれる内は、まだ良い!?のかもしれませんが、あなたの善意を利用して支配してくる人も存在するので、相手に依存したりのめり込んだりしてしまうのは危険な場合もあります!

そのような好ましくない状況で恋愛をしないためには、まずは自分軸を持つことが大切です。

あなたの恋愛姿勢はちゃんと自分軸を持ってできていますか?

今回は、自分軸を持った恋愛の大切さについてお伝えしていきたいと思います。

パートナーがいる人もいない人も、今までの経験と照らし合わせながら、記事を読んでみてくださいね!

他人軸の恋愛とは?

自分の意思で恋愛ができているのかよく分からない…という方も多いのではないでしょうか。

少しでもモヤモヤとしてしまうことがあるのであれば、もしかしたら他人軸寄りの恋愛傾向があるのかもしれません。

では他人軸の恋愛とは、どのような状況なのでしょうか?

いくつか例をあげてみます。

・相手の好みに合わせる

・執拗に「私のこと好き?」と確認する

・相手に不満があっても我慢する

順番に見ていきましょう!

相手の好みに合わせる

自分の好みでは無いものを、身に付けたり、取り繕ったりしていませんか?

服装や髪型を相手が好むスタイルにしている方は、偽った自分を演出しているに過ぎません。

自分の個性を発揮できずに、ストレスが溜まり、相手との関係が上手くいかなくなる恐れもあります。

執拗に「私のこと好き?」と確認する

自己肯定感の低さが影響しているものかと思われます。

常に相手の顔色をうかがっている状況であり、意思確認をしなければ不安に苛まれてしまう傾向があります。

初めの内は、可愛いと思ってくれるかもしれませんが、継続すると相手をうんざりとさせてしまい、心が離れてしまう場合もあります。

相手に不満があっても我慢する

相手から嫌われることが怖くて、相手の言動に対して不満を抱えていても、口にすることなく我慢してしまいます。

相手の言いなりになってしまうこともあり、対等な関係を築くことができません。

自分軸で恋愛をする大切さとは?

「自分軸で恋愛をする」こととは、自分にも相手にも真摯に向き合うことだと思います。

相手に合わせたり、顔色をうかがったりする恋愛は、偽りの自分を演じているに他ならず、結果的に自己肯定感が低くなる原因にもなります。

そのような状況にならないためにも、まずは自分の気持ちを整え、自分の意思を尊重してみましょう。

きっと自分軸で恋愛することの大切さに気づけるハズです。

では、自分軸で恋愛をすることのメリットについていくつか紹介したいと思います。

ありのままの自分でいられる

自分の気持ちを尊重していれば、太一振る舞いも自然なものとなります。

本来の自分でいることは、自分を認めることにもなるため、原動力や活力も高まり、人に対して物怖じせず堂々と振舞うことができるのではないかと思います。

より良い人間関係の構築を目指すのであれば、まずはありのままの自分でいることを心がけましょう!

相手の言いなりにならずに済む

自分軸を持っていれば、相手の意見に左右されることは、ほとんどなくなります。

しかし、相手に依存した他人軸の恋愛をしていては、相手の言いなりになってしまうかもしれません。

そのような状況を回避するためにも、自分軸を持ち、本音を言い合える相手と対等な関係を築くようにしましょう。

自立できる

自分軸をもった恋愛は、相手に依存しないことを示します。

自分の意思や信念をしっかりと持ち、相手の立場を尊重できてこそ、お互いが尊敬できる相手として認め合えるのではないでしょうか。

自分軸の無い恋愛に苦痛を感じた場合は?

他人軸で恋愛をしている自分に嫌気が差した場合は、自分軸へシフトする転換期がきているのではないかと思います。

とはいえ、真面目な方は「自己決定」や「自立」などあれこれと難しく考えてしまいがちですので、まずは簡単なことからチャレンジしてみましょう!

いくつか簡単にできる方法を紹介します。

相手の好みに合わせるのをやめる

今まで相手好みの人になろうと、着飾ったり、振舞ったりしてきた方は一旦、冷静になってみましょう。

まずは、鏡の前に立ち、自分好みの自分であるかをチェックしてみましょう!

表情、髪型、メイク、服装、体系…など、自分が自分でいられているかを観察してみて下さい。

コミュニケーションをしっかり取る

他人軸で生きている人は、他人を優先する傾向から聞き上手であるとも言われています。

聞き上手な人は、相手を不快な気持ちにさせないことから、一方的に話を聞かされてしまうこともしばしばあるかと思います。

相手が楽しそうに話しているから…と、我慢し続けていては、結局、会話のキャッチボールは成立せず、本来のあなたを知ってもらうことはできませんよね。

また、本当にあなたのことを知りたいと思ってくれている相手であれば、自分が話した後に質問を投げかけてきてくれるハズです。

その時には、堂々とあなたの意見を伝えるようにしましょう!

自分らしく振舞うことを心がける

相手に頑張って合わせることを止めてみませんか?

確かに良好な対人関係を築くには、相手に合わせることも大切かもしれません。

しかし、あなたの好みや人格はあなた自身のものです。

無理に他人を演じる必要は無いかと思います。

ただ、急に人格そのものを変えてしまうと、相手も困惑してしまうので、少しずつでもあなたの好みや普段感じていることを相手に伝えていく努力をしてみてはいかがでしょうか。

相手の心が離れてしまったら…

あなたが自分軸を持つことで、残念ながら相手が離れてしまったら、やはり落ち込んでしまいますよね。

「やっぱり、本性をさらけ出したのが悪かったのか?」

「ありのままの自分は誰にも受け入れてもらえないのでは?」

と、自分を追い込んでしまうかもしれませんね。

しかし、結局はそれだけの関係だったのだと割り切る勇気も必要です。

今までの相手との関係性を見直し、本当に大切にしてくれていたのかを思い返してみましょう。

もしかしたら、大切にされていなかったことの方が多いのではないでしょうか。

相手の心が離れた原因と理由は人それぞれかと思いますが、主なものをあげてみます。

ありのままの自分を好きになってもらえなかったから

相手はもしかしたら、自分好みのあなたが好きだっただけなのかもしれません。

このまま関係を続けても、あなたが辛くなってしまうだけなので、お互いが素のままでいられる相手をさがす方が、実りのある恋愛ができるかと思います。

相性が悪かったから

そもそも相性が良くなかったということも、考えられます。

結局は分かれてしまう運命だったのかもしれません。

本来のあなたを尊重し、好きでいてくれる相手をさがしましょう!

まとめ

今回は自分軸を持った恋愛について解説しました。

記事を読んでみて、自分軸を持った恋愛をしていない方、してこなかった方も意外と多いのではないでしょうか。

恋愛に悩みは付き物です。

しかし、その悩みは自分軸を持つことで解消できることも、多いのではないかと思います。

現在、恋愛中の方は他人軸傾向、つまり相手に依存することが多くなっていないか、今一度、自分自身を見つめ直してみましょう!

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?

「他人の顔色ばかりみてクタクタ」

「自分の意思で生きられない」

「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」

そんなあなたはこちらの記事を読んでみてくださいね。

自分軸で気楽に生きられるようになる記事を読む(外部リンク)

あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを願っています♪

精神科医/メンタルドクター

HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪

精神科医しょうの最近の記事