福島県を代表するご当地ラーメンの一つ「白河ラーメン」親子で別店舗を構える世代を超えた歴史の味とは
「キャンピングカーと着物とラーメンと」
「福島県:白河駅:火風鼎(かふうてい)」
手打チャーシューワンタンメン 1155円 煮玉子 120円
「火風鼎」おすすめポイント
- 福島県を代表する白河ラーメン店のひとつ。
- 広い駐車場にたくさんの待ち椅子あり。連日大行列の人気店
- すっきりした味わいで油分も少なく毎日でも食べられる1杯
キャンピングカー生活84日目
ラーメン店99店舗目・115杯目
先日訪れた「手打 焔」はこちらの「火風鼎」御子息のお店。順序は逆になっていしまいましたが今日はお父さんのお店へ初訪問。
11時オープンで到着したのが10時半、一番乗りになったのはいいのですが駐車場が広く仕切り的なものがないのでどこにどう停めたらいいのかわからない。
なんとなく邪魔にならない端っこに駐車し次の来客を待ってどこに停めるのが正しいのか聞くと左右に広がる広大な駐車場に順にとめて大丈夫なんだそう。
なので端から順番に停めていくとたくさんの車がとめられそうです。
お店の前に待ち椅子が数個、その他に外にもたくさん待ち椅子があります。
外にあるメニュー表には「代表待ち禁止」の内容の注意書きがありますが、現在はこの猛暑ということで「代表待ちOK」となっています。(外待ちの看板に掲示あり。普段は禁止なので確認お願いします)
一つ注意したいことがあるのですが、記名制では無く並んだ順番での案内になっていて、みな割とふわっと並んでいる様子。たまに順番のことでお客様同士が揉めることもあるそうなので自分の前の人、後ろの人とはアイコンタクトくらいしていると無難かも。お店のご迷惑にならないよう注意しましょうね。
お店の入口にはってあるメニューには追加トッピングが記載されていました。お店に入る前に注文を聞かれるので心の準備を!
大盛りは杯数限定のようです。
このメニュー表、見覚えがあると思ったら先日訪れた御子息のお店「手打焔」と酷似しています。御子息は今も一番美味しいラーメンは父のラーメンだとおっしゃているらしく、父親への想いや尊敬の念を感じます。
手打チャーシューワンタンメン 1155円 煮たまご 120円
店内は厨房をぐるりと囲むこの字カウンターと窓際にカウンター席があり、全席がカウンターになっています。
目の前で切りたてチャーシューが盛り付けられ、着丼。
チャーシュー・メンマ・ねぎ・わかめ・ワンタンと追加の煮たまごです。
スープ
油分はかなり少なめでここが「手打焔」とは違う点です。
すっきりとしたクリアなスープは醤油がしっかり前に出ていてやや酸味も感じますが動物系のコクとあわさりじんわりと感じる旨味がまたいい。
チャーシューの燻製の香りも少しづつスープに移って味の変化も楽しめます。
チャーシュー
燻製されたチャーシューは切りたてをトッピング。
肉としての存在感もある厚さにカットされ、香りも申し分ない。うん、めっちゃ美味しい!!
ワンタン
皮のみのワンタン。ぷるんとした見た目に反してやはり凹凸がある表面は食べていて食感が面白い。このこの凹凸にスープがのるので皮だけのワンタンですが食べごたえも十分。
麺
今回も楽しませてくれるこの独特な手打ち麺。
すすればすするほどに分厚さ、形状、食感が違う。つるっとしていると思えば凹凸があってぼこぼこと唇に存在感を示してきたり、噛むともちっとしていたり小麦独特のぼそっと感があったりとめまぐるしく変化。
最後になりましたがご当地ラーメンとしての「白河ラーメン」の説明を新横浜ラーメン博物館HPより一部抜粋して説明させていただきます。
父の味(火風鼎)を引き継ぎ御子息が栃木県でお店を構える(手打 焔)2世代に渡り受け継がれる白河ラーメン。
息子は独自の進化を遂げつつ父へのリスペクトはそのまま(ここは常連さんからきいたお話で御本人から伺ったわけではありませんが)ということで、両店舗から感動をいただきました。
・福島県白河市鬼越44-16
・JR東北新幹線新白河駅 車5分
・11:00〜15:00
・定休日 火曜日
・〈食べログ:火風鼎>