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長ねぎは「購入後、3等分して下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん「長ねぎ」は好きですか?

長ねぎは炒め物料理から鍋料理までと活用の幅は広く、我々の食卓に欠かせない定番野菜の1つです。

長ねぎは年中、購入することができるがゆえに『旬っていつだっけ?』と忘れられがちですよね。安心して下さい!そんな人たちの為に私がお答えしましょう!

長ねぎは寒い高地が原産のため、日本では冬が旬(11月~2月)にあたるんです!

そんな魅力が溢れ出す長ねぎですが、皆さんは『購入後、どのように保存していますか?』

今回の目次

  1. 3等分して下さい!
  2. 長ねぎは「立てて保存」
  3. 青い部分は痛みやすい
  4. 長ねぎの正しい保存方法
  5. まとめ

3等分して下さい!

タイトルにも書いてますが、長ねぎは購入後、3等分して下さい!

「3等分する」←理由は主に2つあります。

1つ目は…立てて保存ができるようになるから!
2つ目は…青い部分は傷みやすいから!

それぞれ、どういう意図があるのか?ひとつずつ詳しく見ていきましょう!

長ねぎは「立てて保存」

皆さん、長ねぎを保存する際『どのような状態で保存していますか?』

長ねぎは長いため、ほとんどの方が寝かせた状態で保存しているのではないでしょうか?ここで皆さんに1つ覚えて欲しいことがあります。それは…

野菜は…自然の状態に近い形で保存すると、鮮度を保ちやすくなる。

特に長ねぎの場合、立てて保存することで、根元から水分が蒸発しにくくなり、鮮度を保ちやすくなります!

しかし、買ったままの1本の状態で冷蔵庫に立てて保存するのは難しいと思います。そこで、長ねぎを3等分にすることでスペースの問題を解決することができるのです。

青い部分は傷みやすい

続いて、2つ目の理由は「青い部分は傷みやすいから」

皆さん、長ねぎの青い部分を切ると…ネバネバした透明の液体が出てきた経験はありませんか?

あのネバネバの正体は「フルクタン」と呼ばれる成分で、食物繊維の1種です。

また、フルクタンは長ねぎの「甘みのもと」にもなっています。

フルクタンの働きには、血糖値の上昇をゆるやかにする効果や、免疫力を高める効果があります。しかし、フルクタンは水分を多く含んでいるため、青い部分が特に傷みやすいです。そのため、長ねぎを保存する際には、白い部分と青い部分を切り分ける必要があるのです。

長ねぎの正しい保存方法

ここまで読んでいただくと、皆さんも3等分にする意図を理解していただけたと思います。では、最後に長ねぎの正しい保存方法を伝授したいと思います!

①長ねぎの根元を切り落とし、3等分する、
②軽く水を含ませたキッチンペーパーで包む。
③ラップでさらに包む。
④ポリ袋に入れる。
⑤「野菜室」で立てて保存する。

以上の5ステップです。3等分しても野菜室に入らない場合は「ドアポケット」に入れて下さい!また、長ねぎは乾燥に弱いということも覚えておきましょう。

こちらの保存方法で1ヶ月間は持ちます。ぜひお試しください!

まとめ

  • 長ねぎは購入後、3等分して保存する
  • 野菜は自然の状態に近い形で保存すると、鮮度を保ちやすくなる。
  • 長ねぎの青い部分は水分が多く傷みやすい
  • 長ねぎは乾燥に弱い

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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