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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動 Part29:布団を足で踏み洗い 他

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさん、こんにちは~!

今回は人気シリーズ「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動」の第29弾です!

いつも読んでくださるみなさん、ありがとうございます!

そして、このシリーズを読むのは、はじめてという方!これまでのシリーズ第1弾から第28弾もありますよ~!

今回の内容を気に入って頂けましたら、ぜひ、過去のシリーズも読んでみてくださいね☆

それでは、さっそく今回の不思議を見ていきましょう!

今回は、韓国ドラマに出てくる「洗濯」に関する不思議な行動&シーンをピックアップしてみました!

韓国ドラマに出てくる洗濯のシーンを見ていると、日本人からすると不思議な点がたくさん出てくるんですよね~。どんな不思議があるのか、さっそく見ていきましょう!

「ビッグサイズのたらいのなかで布団を足で踏みながら洗う」

日本ではあまり目にすることのない大きなたらい!

まず、このたらいのサイズ感にビックリですよね!

そして、そのなかで布団を手洗いならぬ足踏み洗いしている!こんなシーン、見たことありませんか~?!

日本でも、最近は丸洗いできる布団が売られていたり、大きなコインランドリーに行けば、布団を洗うこともできるようですが、家で自分で布団を洗うことってあまりないと思います。

布団の洗濯といえば、クリーニングに出すという人が多いのではないでしょうか?

ところが、韓国では布団をクリーニングに出すということはほとんどないんですね。

過去の「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」にも出てきましたが、韓国の布団って、ものすごく薄いんです!

日本の布団のイメージとは全然違って、特に敷布団は「キルティングマットかな?」と思うくらいペラペラなんですね。

日本の布団を韓国のように洗うとなると…水を吸って重くなって大変なことになってしまいますよね。脱水なんてもう至難の業です…

ですが、韓国の布団は薄いので水を吸ってもそこまで重くなりませんし、乾くのも早いんです!

だから、あの「たらいのなかで布団を踏みふみ洗い」が可能なんですね~!

最近は聞かなくなったようですが、昔は「布団をきちんと洗えないようでは、一人前の嫁ではない」なんて言ったそうですよ。

それくらい韓国では、この「たらいのなかで布団を踏みふみ洗い」は一般的な洗濯方法なんでしょうね。

ちなみにこの「たらいのなかで布団を踏み洗い」、ドラマのなかではロマンティックな胸キュンシーンとして登場することもめずらしくないんですよ~!

たらいのなかで布団を踏んでいる女性がバランスを崩して転んでしまわないように、男性が手を取って支えてあげたり、たらいのなかに二人で入って一緒に踏みふみしながら急接近しちゃう!とか、一緒に布団の端を持って脱水したり、干したり、共同作業しているうちにすっかり仲良くなっている!などなど…!

洗濯のシーンがまさかの胸キュンシーンに!

たらいを使った洗濯方法だからこそ出来る胸キュンシーンですよね~

もうひとつ、洗濯に関するこんな不思議も!

「洗濯板や謎の棒で洗濯物を叩いて洗う」

洗濯機が家庭に普及する以前は、日本でも洗濯板を使って洗濯するというのは当たり前の光景だったと思います。

しかし!韓国ドラマを見ていると、時代劇でもないのに洗濯板でゴシゴシ洗濯しているシーンが出てくることがあります。

なかには謎の木の棒のようなもので洗濯物を叩いているという、なんとも不思議なシーンが出てくることも!

こんなシーンばかり見ていると、「えっ?!韓国って家に洗濯機がないの?!」と思ってしまいそうですね。

いえいえ、もちろん韓国にも家に洗濯機はちゃんとあります笑

しかも、機能的でハイスペックなものも少なくはありません。

それなのに、洗濯板や棒といった道具を使ったアナログな洗濯シーン、結構よく出てくるんですよね~。

ドラマのなかだけでなく、現代でも実際に洗濯板や棒を使って洗濯している人もいるんだそうですよ。

特に年齢層が高い世代に多いようです。

ただ、すべての洗濯物をこの方法で洗っているわけではなく、洗うものによっては洗濯板や棒を使うということらしいです。

日本の水道水の水は一般的に軟水ですが、韓国は日本の水より硬度が高いといわれています。

そのため、靴下やタオルなどの汚れが洗濯機だけでは、なかなかキレイにならないらしいんですね。

そこで登場するのが洗濯板や洗濯棒!

洗濯機だけでは落としづらい手強い汚れも、昔ながらの道具を使って手洗いするとキレイにすることができるらしいですよ。

また、「洗濯物を煮る」という洗濯方法もあるそうです。

日本でも煮沸消毒という方法は知られていますが…

韓国では、鍋に洗剤と漂白剤を入れてグツグツ煮るんだそうです。

こうすることで、洗濯物が真っ白になるんだとか。

さらにPM2.5や黄砂などの大気汚染も煮沸消毒でまっさら清潔にすることができるということです。

以前、ドラマのなかでアジュンマが「これからシーツを煮るから鍋を出して」とラーメン屋さんで見るような寸胴鍋(すんどうなべ)を指さしているシーンがでてきてビックリしたのですが、こういうことだったんですね笑

ちなみに韓国の洗濯機には、鍋で煮るような「煮沸(しゃふつ)洗い」や棒で叩くような「叩き洗い」というモードがついているものもあるみたいですよ!驚きですね!!

いかがでしたか?

今回の「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」では、「洗濯」に関する不思議を取り上げてみました!

アナログな方法な気がしましたが、そこには韓国ならではの文化や事情があったんですね~!

それでは、また次回、このシリーズでお会いしましょう♪

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韓国語講師/YouTuber

韓国語講師YouTuber 登録者12万人!|韓国語講座修了者800人以上|ハン検1級→一発合格・2次試験満点|TOPIK 6級|TOEIC 985点|史上初のTOPIK広報大使|横浜領事館パートナー|ハングルの覚えかた図鑑 著者|キム・ヒチョル팬|3児の母!

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