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『SCAJ2022』珈琲好きにはたまらないお祭り一番の行列!UCCでサステナビリティを理解できました

磯貝由起スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

年に一度、世界中から、多様で高品質なコーヒー豆が集まるというイベントへ。最新鋭マシンからバラエティ豊かな関連商品まで、コーヒーの全てがそこにありました!
コーヒー好き大興奮のこちらのイベントをご紹介します。
なかでもひときわ長い列ができ、熱気に満ちあふれていたUCC上島珈琲のブースは、サステナビリティテーマに見ごたえありでした! 

SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2022

2022年のテーマは

”Come Join the Specialty Coffee Community”

東京ビッグサイトで3日間開催。会場に一歩足を踏み入れた瞬間、コーヒーの良い香りが。
「コーヒーに特化したイベントとしてアジア最大の国際見本市」では年に一度、世界中から、多様で高品質なコーヒー豆がSCAJに集まります。
広い広い会場には、コーヒーはもちろん、最新鋭マシンからバラエティ豊かな関連商品まで、コーヒーのすべてが展示されていました。
当日は関西からは一人で行ったのですが、後になって、関西の名だたるコーヒーの名店のオーナーやバリスタさんも来場していたと知りました。なるほどこの規模、充実ぶりなら納得!

国内外から招待される有名バリスタ&ロースターが、各種イベントや実演に登壇。ステージで行われる各種競技会では日本一の称号をかけた熱戦が繰り広げられています。各方面の専門家によるセミナーやワークショップも多数開催されていました。
ステージのような魅せ方をする企業や

コーヒーのバンもでていて本当にお祭りみたい。

コーヒーのみならず、紅茶やペリエ、アーモンドミルクボーイもいます。

2022年のテーマは”Come Join the Specialty Coffee Community”

スペシャルティコーヒーの素晴らしさを体験するのが今回の目的です。
中南米、東南アジア、アフリカなど多くの生産国や地域が公式参加し、他では出会えない高品質で多種多様なコーヒー豆を紹介。テイスティングやカッピングをしながら生産者、輸入者に直接話を聞く貴重な機会でした。

こちらはギャラリーのようなWATARU。

UCCがサステナビリティ前面にブース出展

「水素焙煎機で焙煎したコーヒー」「エコドリップ」「抽出かす活用の野菜」

どのブースも賑わっていましたが、入口近くで、かなり大きなブースながらもひときわ人が訪れ大行列ができていたのが、『UCC上島珈琲』
コーヒー好きはもちろん、日本の人ならだれもが知っている大企業です。
しかしながら今回のテーマはサステナビリティ。

このブースの設え自体が、環境に配慮し、展示会終了後も原料として再生される材料や、熱エネルギーとして回収可能な木材・パネル等を使っているという取り組みがなされているということに、まず感銘を受けました。

「UCC‘s Sustainability」がテーマ

サステナビリティを前面に押し出した内容で、栽培から一杯のコーヒーに至るまでの過程(バリューチェーン)に沿いUCCの主に7つの取り組みについて体験を通じて知ることができるようになっています。

体験を通じてUCCのサステナビリティを紹介。
入口ではコーヒーポットを傾けると「UCCサステナビリティ指針」が映し出されるようになっています。


サステナビリティを意識した活動の一つが、UCC群馬工場の食品リサイクルループ。群馬工場では、コーヒー抽出かすを肥料製造会社に提供し、コーヒー抽出かすを肥料として活用しているのだそう。
今回はその肥料で栽培された野菜の中からさつまいもを選び、サステナブルコーヒーと植物性飲料(アーモンドミルク)を混ぜ合わせてスムージーも提供されていました。

「エコドリップ」と称し、廃棄物削減の取り組みとしてペーパーフィルターを使わずにステンレスフィルターとネルフィルターで抽出したサステナブルコーヒーも提供。

また、CO2排出ゼロの水素焙煎機を使っていこうという活動から、水素焙煎機で焙煎されたコーヒーを抽出して提供。

水素焙煎機実用化に向けて

UCCでは、約143億円投じて新設し24年上期(12月期)に稼働予定の「UCC山梨焙煎所」(山梨県笛吹市)で、水素焙煎機ほか、太陽光や水力などの再生可能エネルギーを導入しカーボンニュートラルなコーヒー製造を目指しているのだそう。

ブースは「01」から「07」の番号が掲示されバリューチェーンに沿って進めるようになっていて、終了後、アンケート回答者へのプレゼントをいただけました。これも、コーヒー抽出かすを活用した靴の脱臭剤と、サステナビリティに徹しています。

UCCタイより珈琲の天使がやってきた!

ラテアートチャンピオンのアートには、広い会場一番の行列ができていました。サスティナブルコーヒーを使って、目の前で淹れてくれるサービスも!
見た目のかわいさだけでなく味も間違いない。

美しくて絵になる!

UCCグループのサステナビリティストーリー

栽培から1杯のコーヒーに至るまで、一貫したコーヒー事業をグローバルに展開しているUCC。コーヒー産業の持続可能性にも配慮した独自のサステナビリティ活動に取り組んでいます。


サステナビリティ「Sustainability」は直訳すると「持続可能性」。地球環境と人間社会が良好な関係を保ちながら共存し、発展し続けていこうとする考え方のことです。
企業活動をするうえでも、地球環境や社会、経済などに配慮しながら、企業価値の上昇を目指すことを表します。
「Sustainability」を掲げる企業は数多あります。が、それって具体的に何?という部分もあったのですが、今回UCCの「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」を存在意義(パーパス)として掲げ、実現のためこういった具体的な事由を実行しているのを知ってなるほどこれがサステナビリティと理解しました。
これからはさらに地球のことを考え、より良い未来のためより活動を進めていくというUCCのような大企業の取り組みが、日本の社会をかえてくれるかもしれない!素敵な予感を与えてくれるこちらのブースに訪れることができ、本当によかったです。

UCCのサステナビリティについてはこちら

UCC ホームページ

SCAJ2022 (今年度は終了していますが来年をお楽しみに)
2022年10月12日 (水) ~14日 (金)
10:00~17:00 (最終日は16:00まで)
東京ビッグサイト 西展示棟 3・4ホール
(東京都江東区有明3丁目11−1)
りんかい線国際展示場駅徒歩7分、
またはゆりかもめ東京ビッグサイト駅徒歩3分

スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

英語教室オーナーであり、好きな英語と、甘いものを楽しむ毎日。3万以上のスイーツ情報紹介。特にプリンは1万個のプリンを知るプリンの女王と呼ばれています。

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