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X-MOMENT PMJL SEASON1 Phase1はREJECTが1位に!

岡安学eスポーツジャーナリスト
優勝後の会見をするREJECT(Youtube PMJL OFFICIALより)

賞金総額3億円、選手の最低保証年俸350万円の大会として大いに話題となったNTTドコモが運営するeスポーツイベントX-MOMENTの『PUBG MOBILE』のリーグ戦「PMJL」が、3か月12日間の試合を経て、5月1日にSEASON1 Phase1が終了しました。

優勝したのはREJECT。リーグ戦を通して安定した強さを誇り、ぶっちぎりの1位でPhase1の優勝を決めました。

Day11までの結果。頭ひとつ飛び抜けたポイント数を誇るREJECT(Youtube PMJL OFFICIALより)
Day11までの結果。頭ひとつ飛び抜けたポイント数を誇るREJECT(Youtube PMJL OFFICIALより)

圧倒的な強さを見せたREJECT

SEASON1 Phase1の最終日となった5月1日のDay12は、いつもの4ラウンドではなく、6ラウンドの長丁場です。そのため、Day12の成績如何によっては、一気に順位が入れ替わる可能性がある一戦となります。

ラウンド1はREJECTがドン勝(優勝)をとり、Phase1の優勝をほぼ手中に収めます。このまま圧倒的な強さでDay2が終わると思いましたが、ラウンド2はSengoku Gamingがドン勝を獲得。REJECTも3位とポイントは重ねます。

ラウンド1でいきなりドン勝をとるREJECT(Youtube PMJL OFFICIALより)
ラウンド1でいきなりドン勝をとるREJECT(Youtube PMJL OFFICIALより)

しかし、ラウンド3はFOR7がドン勝を取り、REJECTは9位に。ラウンド4と5は原宿 STREET GAMERSがドン勝をとります。最終のラウンド6はLag Gamingがドン勝をとり、REJECTが2位と持ち直します。

ラウンド4・5で連続ドン勝を決めた原宿 STREET GAMERS。最終順位も15位から12位に大幅アップしたが、時すでに遅し感も。Phase2に繋げられるか(Youtube PMJL OFFICIALより)
ラウンド4・5で連続ドン勝を決めた原宿 STREET GAMERS。最終順位も15位から12位に大幅アップしたが、時すでに遅し感も。Phase2に繋げられるか(Youtube PMJL OFFICIALより)

最終的にDay12の1位をREJECTが獲得しましたが、順位ポイントは3位と、キルポイントの高さで挽回した結果となりました。

もちろんSEASON1 Phase1の最終結果も2位SCARZをさらに引き離したポイント差となりました。

最終的には2位との差をより広げた形でPhase1が終了しました(Youtube PMJL OFFICIALより)
最終的には2位との差をより広げた形でPhase1が終了しました(Youtube PMJL OFFICIALより)

SEASON1 Phase1で1位となったREJECTは、世界大会の出場権も獲得し、今度は世界を舞台に戦います。

また、SEASON1 Phase2は9月18日より開幕予定。リーグの順位や個人成績はSEASON通してのものなので、までこれから巻き返しは十分に可能です。4か月後のPhase2の開幕には、どのチームも最高の状態で挑むことを期待しています。

eスポーツジャーナリスト

eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。様々なゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。

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