横浜市で未病を目的としたシニア層向けeスポーツイベントを開催
9月22日(日)に横浜市役所アトリウムにて、SUNSHINE eスポーツフェスタ(SSeフェス)が開催された。SSeフェスは神奈川県と実行委員会が主催し、シニア向けのeスポーツ全国大会を始め、トークショウあり、ライブありの高齢者向けイベントです。
eスポーツ大会は『太鼓の達人』と『ぷよぷよeスポーツ』の2種目で行われ、大阪にあるeSportscafeZEROで西日本No.1決定戦、福島にあるGaming Space IBUSHIGINで東日本No.1決定戦が行われました。各代表戦で勝ち抜いた選手と、当日開催の関東大会を勝ち抜いた選手による全国決勝戦が行われました。
ほかにも全国から招聘されたゆるキャラによる「ご当地キャラクターeスポーツグランプリ」を開催。神奈川県南足柄から“かながわキンタロウ”、埼玉県鶴ヶ島市から“つるゴン”、静岡県浜松市から“出世大名家康くん”、長野県から“アルクマ”が参加しています。
さらに蝶野正洋氏によるトークセッション、神奈川県黒岩県知事、日本認知症予防学会副理事長西野憲史氏、神奈川県環境大使で歌手の白井貴子さん、SSeフェス実行委員会の新倉敬二郎氏によるパネルディスカッションが行われました。
シルバーeスポーツ全国大会は当日予選を『ぷよぷよeスポーツ』も『太鼓の達人』もさすがに予選を勝ち抜いてきた実力者揃い。特に『太鼓の達人』は、モードが「かんたん」だったとは言え、準決勝、決勝とすべての試合においてフルコンボを決め、優勝をする猛者が登場していました。もはや、レギュレーションでかんたんモードをプレイさせたことが失礼に当たるレベルと言えました。
最後に白井貴子さんによるライブが行われ、イベントは終了しました。
参加者の多くは、高齢者向けのeスポーツコミュニティやグループを組織し、活動をしている人たちでした。健康やフレイル予防にゲームを利用することはもはや当たり前になりつつあり、eスポーツは若者以上に高齢者に浸透していることが実感できたイベントでした。