【神戸市】一度見に来て! 深江浜に不思議な吹き出しが出現「うわさプロジェクト×防潮堤」
深江浜に向かっている途中に壁になにやら大きな吹き出しが付けられているのに気がつきました。「宇宙と繋がっている」ってどういうこと? じっくりと見に行ってみました。
「うわさプロジェクト×防潮堤」~兵庫県立東灘高校と防災を考える~
この吹き出しは神戸市が行っている「うわさプロジェクト」の一環。アートプロジェクトとして行われていたこのプロジェクトを神戸市がこれまでにも様々な場所で展開させています。
そして今回は深江浜にある東灘高校とのコラボになっていて、同校のうわさもたくさん吹き出しになっています。書かれてある吹き出しの半分ほどは東灘高のトリビアネタ。例えば「昔、事務室に住んでいたイグアナの名前は…」などなど。読んでいくだけでこの学校のことが楽しく想像できます。ちなみにすべてに英訳表記もあります。
防災意識を高めてもらうのが本来の目的
この吹き出しが書かれてある壁自体が防潮堤であり、ここに防潮堤があることを周知させることもこのプロジェクトの目的のようです。確かにここは、言われなければただの壁として見過ごしてしまうのは納得。
防潮堤を周知させるだけでなく、地震や津波に関しての内容も書かれてあり防災意識を高めてもらう役割も担っているようです。いつ来るかわからない災害に対して備えることは大事。「備えよ、常に」です。
吹き出しだけが壁に続けて書かれてある風景も珍しいもの。東灘高の「うわさ」も読んでいておもしろく、一度見学に行ってみるのも楽しそうです。
「うわさプロジェクト×防潮堤」~兵庫県立東灘高校と防災を考える~
神戸市東灘区深江浜町
深江駅 徒歩15分