【非常食】わざわざ揃える必要ナシ!いつもの食事を「もしもの備え」にシフトする方法5つ
台風接近などのニュースを目にすると、備えへの不安から「何か買っておかなきゃ!」と考えがちですよね。
でも、そのタイミングでスーパーなどに買いに行っても、非常食や水はすでに売り切れていることが多いのが現実です。
もちろん、長期保存可能な非常食をストックしておくことは大事ですが、普段の食事を少し工夫しておくだけで、十分乗り切れる場合もあるんですよ。
ここでは、普段の生活の中で簡単に取り入れられる方法の中から、5つ選んでご紹介しましょう。
■お米は無洗米にする
停電で炊飯器が使えない時でも、カセットコンロがあればご飯を炊くことができます。
その時、普段使うお米を無洗米に変えておけば、研がずにそのまま炊ける分、災害時に貴重な水を節約することにつながります。
ご飯を炊く時に使う水は、スープや野菜ジュースなどの水分でも代用可能!
炊き込みご飯のように美味しく食べられるので、普段の食事でもぜひ試してみて下さいね。
■”自然解凍OK”の冷凍おかずを選ぶ
お弁当や日々のちょっとしたおかずに便利な冷凍食品も、自然解凍可能なものにシフトするだけで立派な非常食に大変身します。
冷凍庫内の食材が文字通り”自然解凍”されてしまう停電時でも、解凍するだけで食べられる食品なら問題なし!
おかず以外にも野菜やフルーツ、今川焼きなど、自然解凍できる食品は色々あるので、スーパーで探してみて下さい。
■朝ごはんにシリアルを取り入れる
グラノーラやコーンフレークなどのシリアル類をストックしておくと、常温保存が可能な主食として重宝します。
調理せずそのまま食べられる所も、備蓄にうってつけの食材だと言えますね。
食事としてはもちろん、おやつや間食など、用途は様々。
サラダのトッピングなどに使うと、食感のアクセントにもなって美味しく食べることができますよ。
最近は1食分などの少量タイプも増えてきたので、「大きいサイズだと消費するのが難しい」という方は、こちらをチョイスしても良いですね。
■乾物を活用する
昔から”保存食”として重宝されている乾物は、普段の食事に取り入れやすいだけでなく、水で戻すだけで食べられるものも多くあります。
わかめなどの海藻類、切り干し大根などの干し野菜は、栄養補給の面でも特におすすめ。
調味料やふりかけなどと和えるだけで、サラダ感覚で食べることができますよ。
時短料理にもぴったりなので、サッと作れる一品としてレパートリーに入れてみてはいかがでしょう。
■少しだけ多めに買っておく
最後に紹介しておきたいのが、消費しながら買い足す「ローリングストック」という方法です。
無理なく備蓄できる方法として定着しつつあるので、ご存じの方もいるかもしれません。
この方法なら、普段の生活で使うものを少し多めに買っておくだけなので、本当に必要なものや好みの食材を自然と備蓄することができます。
また、賞味期限や消費期限の短い食材が備蓄になり得る所も、ローリングストックの特徴です。
たとえば、消費期限が短いパンであっても、毎日食べる方なら消費が早いので、少し多めに買っておく分が災害直後の「非常食」になります。
普段からよく食べる食材を中心に「少し多めに買っておく」を心がけてみましょう。
▼ローリングストックについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ローリングストックって何?賢く活用して非常食の賞味期限切れを防ごう
今回は簡単にできる方法を5つご紹介しましたが、他にも工夫できる所は探せば色々あります。
普段の生活の中で「これ、もしもの時に使えるかも!」と感じたら、ぜひ取り入れてみて下さいね。