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【大阪・桃谷】名物ピッツァとパスタの融合!独創的で二度美味しい「CASATIELLO」

北代靖典フリーライター(大阪市)

何とも不思議なピッツァがあったもんだ。

ピッツァ生地にパスタが載っているのです!

見たことありますか?

筆者は初めて見ました。

大阪・桃谷にある「CASATIELLO (カサディエッロ)」の名物メニューです。

いったいどんなものでしょうか。

興味がわいて足を運びました。

ピッツァとパスタの融合で二度美味しい!

ランチセット
ランチセット

JR大阪環状線桃谷駅から徒歩で3分ほど。

桃谷駅前商店街の中にあります。

商店街は下町っぽい雰囲気ながら、ここはイタリア国旗がはためく外国チックな店構えになっていますよ。

店舗入り口
店舗入り口

踏み入った店内もお洒落です。

1階と2階があって、全24席。

1階の雰囲気
1階の雰囲気

2階の雰囲気
2階の雰囲気

1階にはどかっとピザ窯が置かれていますね。

ピザ窯
ピザ窯

カウンターに座りつき、まずはメニューを。

女性スタッフさんがランチメニューの説明をしてくれます。

本日のパスタ1650円

ランチのおすすめで、ピッツァ、パスタ、ミニサラダ、スープ 、ドリンク付き。

生ビールやワイン(追加料要)もありますが、この日はホットコーヒーにしました。

間もなく、出てきましたよ。

おおっ!

なに、これ。素晴らしい。まるでアート作品のようです。

これぞピッツアとパスタの融合!

圧倒的なボリュームでしょう。

ピッツアはお皿の設定で、上に載っているのは、ボロネーゼパスタです。

さらに前菜3種、スープ付き。

先に「コーンスープ」からいただきましょう。

うん、いいお味です。

野菜」はドレッシングがバルサミコソース。

キャロットラぺ」は細切れのニンジンにクルミ入り。レモン、ハチミツ、オレンジジュースで味付けしたもの。これまた甘酸っぱくてうまい。

生ハム」もついていますね。

さあ、本編です。

平麺のボロネーゼのパスタを食します。

生麺らしく、格別な美味しさ。

肉の旨みが効き、食べ応えがあって、かなりいけますよ。

ボロネーゼパスタ、うまい!
ボロネーゼパスタ、うまい!

さらにピッツアも頬張ります。

表面はパリッと香ばしく中はもっちもちの食感!

薪の窯焼きだけに、絶品ですね。

生地は、4等分にされていますので、

最初にパスタを半分くらい食べ、

ピッツアは4回に分けて食べましたが、途中で適量のパスタを絡めて折り畳んでみたりと、工夫しながらいただきました。

食の細い人にはきつい量かもしれませんが、なんなく平らげましたよ。

名物メニューの誕生秘話

オーナーの塚本敬次さん
オーナーの塚本敬次さん

オープン9年目。

お店自体がアート作品とも言え、メディアへの登場も多い話題店です。

オーナーの塚本敬次さん(50)は、京都造形芸術大学の非常勤講師でもあって、

おしゃべりも得意。

元々イタリア美術をやっていたそうで、30代後半の頃、イタリアへ。

そしてイタリアのピッツァワールドカップ優勝店「IL babba」で修業を。

つまり”ピッツァ作り世界一”になった方のもとに弟子入りして修業を積んだということです。

これは凄い経歴でしょう。

「イタリアに勉強に行ったとき、ローマで、映画監督がやってはったお店があり、そこでは生地に何でも載せているんですが、それを思い出し、このようなメニューが出来上がりました」(塚本オーナー)

最初はパスタの提供はしていなかったけど、お客さんからの要望が多く、生麺でやっていこうと考えたそうですよ。

また、桃谷エリアには飲食の大会「ももパクッ!」(万博のこと)があり、それに向けてみんなで盛り上げていこうということで、「ミャクミャクピザ」も考案。

あら、なんとも独創的で、これはまさに芸術品でしょう。

ご本人の提供写真です
ご本人の提供写真です

それにしても、薪窯で焼くピッツアとパスタの合体は異色。

夜はお酒と一緒に楽しみたいものですね。

こんなパフォーマンスも披露です!
こんなパフォーマンスも披露です!

店舗情報

店名:CASATIELLO(カサディエッロ)

住所:大阪市生野区勝山北1-5-1

電話:06-6717-9999

営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00

(月、水~日)

定休日:火(ディナー営業は不定休)

アクセス:JR大阪環状線桃谷駅から徒歩3分、桃谷駅前商店街内

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フリーライター(大阪市)

新聞記者を経て、フリーライターに。小説執筆、新人賞も受賞。グルメ、イベント、人物記事など多数。現在、ブログサイト「居酒ジャーナル」など運営中。

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