浜松市民が現在懸念している事項として「街の衰退化」があげられます。松菱の跡地の利用をはじめ、有楽街では次々と店舗が閉店しております。そんな中、あらたな取り組みとして期待されているのが「ザザシティ浜松」の活用。その中で最近話題となっているのが、パチンコ屋楽園のオープンです。

ザザシティ浜松に「楽園」がついにオープン

以前から噂されていたとおり、ザザシティ浜松西館に4月27日オープン。「楽園」とは「浜友グループ」のパチンコ屋ではありますが、地元だけでなく今では全国に展開するチェーン店となっております。

そんな「楽園」がオープンともなれば、ものすごい行列ができるのでは……と考えていたのですが、意外や意外。行列はできておらず、外見上いつもとかわらない「ザザシティ浜松」の様子。

かなり落ち着いた出発となった「楽園」

中に入ってみましたが、やはりそれほど多くのひとでごった返すといったた状況ではない模様。もちろん、楽園の店舗の中に入ればよく見かける「パチンコ屋」の風景が伺えます。

それもそのはず、実は入場するには整理券が事前に配られており、多くのパチンコファンが押しかけるというトラブルを防いでいたのです。

地域住民にもありがたい配慮です。

カレー屋・うどん屋もオープン

また、パチンコをしない方でも楽しめるよう「GIANTCCURRY」（カレー屋）、肉たまそば「くり八」もオープンしております。

なにげに近くに「そば屋」や「カレー屋」があまりないだけに、ウレシイオープンですねこれは。

チルドレンズ・ワールドという表記は消滅

さて、気になっていた点としてかつてフロアマップに表記されていた「チルドレンズ・ワールド」という表記。

そもそも2階には「トイザらス」が入っていたため成立したこの名称。パチンコ屋が入るのにこの表記はどうなるんだろう……と違和感を感じておりましたが、こんな感じになりました。

しっかりと「大人」の対応がされておりました。

なお、地下には以前オープンしていた競艇場の場外チケット売り場があり、「ザザシティ浜松」はなかなか大人が楽しめる施設となってきました。

そもそも、以前は鍛冶町周辺には「パチンコ屋」や「ゲームセンター」などあらゆる遊技場が多数存在しており、楽しめる場所でありました。

そんなムードが若干戻りつつある、そんな期待をしたいところです。