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慧日寺資料館(えにちじしりょうかん) 龍ヶ沢湧水が引水される手入れの行き届いた庭園【耶麻郡 磐梯町】

あいづ くらし地域情報発信ライター(会津若松市・喜多方市など)
慧日寺資料館

飲食・観光・会津ぶらぶら「あいづ くらし」です。
写真は、慧日寺資料館の入口ですが、本文に建物の中の写真や紹介はありません。
一般入館者は入口ホールまでの写真撮影はOKですが、その先は撮影NGです。

この話の経緯

慧日寺資料館へ行ったきっかけは、新鶴カサデビーノ(新鶴ワイナリーマルシェ)へ行き、ハンドドリップコーヒーをnupuri(ヌプリ)でいただいた事。
そこで龍ヶ沢湧水の話を聞いて出かけたのですが、それが結構な山奥。
水筒も持たずに出かけたものだから手ぶらで帰ってきましたが、どうも引水されているらしい。
引水されていたのが慧日寺資料館の敷地内。
慧日寺資料館へ行く途中に寄ったのが「道の駅ばんだい」。
9月28日に行っているのに、先に「道の駅ばんだい」の事を書き、間に他の話も書いているものだから、いい加減、月日が過ぎてしまいました。

慧日寺資料館

その名の通り、慧日寺に関する資料を公開している建物。
慧日寺に隣接した敷地なので、慧日寺から見てもよし、慧日寺資料館から見てもよし。
引水された龍ヶ沢湧水の水をもらうのなら水筒を忘れずに。

県道7号から慧日寺へ向かいます
県道7号から慧日寺へ向かいます

写真の正面、案内版と雲に隠れて「磐梯山」。
写真の右後方に「道の駅ばんだい」。
左へ行くと「慧日寺」及び「慧日寺資料館」で、「慧日寺資料館」へ行くには途中で更に左折します。
写真の色合いが変なのは、車のウインドウ越しの為。飛び石で交換した際に買ったのが中古のウインドウでカラーが入ってます、運転する分には普通に見えるのですがかなり青が入ってます。

慧日寺資料館 慧日寺 第1駐車場

慧日寺資料館 慧日寺 第1駐車場
慧日寺資料館 慧日寺 第1駐車場

龍ヶ沢湧水へ行く際にも通った道。
龍ヶ沢湧水へはこのまま山の方へ向かいましたが、この日はここに車を止めます。

慧日寺資料館 入口
慧日寺資料館 入口

慧日寺資料館 入口には少し道路を戻ります。
慧日寺資料館には柵がないので、駐車場から直接、庭園へ入っても行けます。

慧日寺資料館 案内版
慧日寺資料館 案内版

入口には何か機械が置いてあり、少し気になりましたが、何だか分かりません。

慧日寺資料館 庭園
慧日寺資料館 庭園

つれあいが池の写真を撮っています。
いつもなら「消去」する所ですが、このまま使ってやろ。
つれあいは入口を通らず駐車場からまっすぐ庭園へ入ったので、自分よりだいぶ前にいます。
綺麗な庭園。
もう少し色づくと「もっと綺麗ですよ」と教えてもらいました。

慧日寺資料館 庭園
慧日寺資料館 庭園

写真、右奥に見える階段が進行方向。
左側の車は、第1駐車場の車。

慧日寺資料館
慧日寺資料館

入館して中も見てきましたが、先述の通り中は撮影禁止です。
ちなみに「諸橋近代美術館」は外観も含めて撮影禁止になっていますが、今度、メディア申し込みを行なって紹介予定です(テックランドNew会津若松店の紹介の時も本社広報に申し込みを行なって掲載許可をもらいました)。
気合いだな。

龍ヶ沢湧水 引水

慧日寺資料館 龍ヶ沢湧水 引水
慧日寺資料館 龍ヶ沢湧水 引水

取水については何も案内がありません。
慧日寺資料館に入った際に尋ねました。
「皆さんご自由に取水されて、一度、火にかけて使われているようです」という話。
湧水をそのまま(かなりの距離を)引水されているので、そのままは飲まない方が無難かもしれません。滅多にない事(お腹イタイイタイとか)でも自己責任で。

慧日寺資料館 龍ヶ沢湧水 引水
慧日寺資料館 龍ヶ沢湧水 引水

強清水湧水(こわしみず)に持って行った水筒はかなり小さかったので、今回はもっと大きいのを持って行きました。
龍ヶ沢湧水地はかなり歩きましたが、ここなら気楽に取水できます。

点茶 (抹茶を点てる事)

慧日寺資料館 点茶
慧日寺資料館 点茶

「点てる」(たてる)というのは茶道の言葉。
他には使わない言葉なので馴染みは薄い。
お茶を点てる一連の作法を「点前」と書き、「手前」ではありません。
一般的には「お手前」と書くものをお茶に関してのみ「お点前」。
なんでだろう、と調べたら、
中国では、粉末の茶葉を竹製の道具で溶かして撹拌して飲むことを「点茶」と呼び、文治3年(1187年、約800年前の鎌倉時代初期)栄西禅師が中国の宋から日本へ持ち帰ったことから、点茶=茶を点てるとなったようです。

慧日寺資料館 庭園の入口近くで点茶されてました。
「帰りに寄ります」と言った手前、素通りはできません。

慧日寺資料館 点茶
慧日寺資料館 点茶

800年前の伝来。

慧日寺資料館 点茶
慧日寺資料館 点茶

龍ヶ沢湧水で点てたお茶「名水点」。
いい名前。

「一服」(いっぷく)って、お茶やタバコを1回楽しむことを言いますが、日本人の言葉への愛着というか親しみを感じる言葉で好きです。

石堂園の移転の話が先になりましたが、日にちとしては、こちらの点茶の方が先。
ここでお茶を飲んだのが呼水。

【 慧日寺資料館 】
住所:〒969-3301 福島県耶麻郡磐梯町磐梯寺西38
電話:0242733000
料金:一般・大学生300円 高校生以下無料
開館時間:9:00~17:00
開館日:4月10日~11月30日(期間中無休・冬期休館)
ホームページ:磐梯町-慧日寺資料館
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)

この後、会津若松市の大戸(おおと)に水を汲みに行ってます。
この大戸の水は知らない人も多いと思う。
いつ書けるのかは不明、お楽しみに。

* 本記事はライター「あいづ くらし」の主観に基づいています。
本内容に対しまして、Yahoo及び店へお問い合わせはご遠慮ください。

地域情報発信ライター(会津若松市・喜多方市など)

■福島県 会津地方をブラブラして紹介する「会津暮らし」をサイト運営。縁があって、Yahoo!ニュース エキスパートの地域クリエイターになりました。 ●飲食・観光・湯遊び・etc 会津での暮らし体験を発信(かなり、ゆるりと気ままに)●担当地域は、会津地方の一部になる会津若松市、喜多方市、耶麻郡、河沼郡の2市7町村。 ●普段の仕事はカレンダー勤務なので曜日に関係なくグルグルします(土日の勤務日もあるけれど、平日に休みの日もある)。■耶麻郡は、北塩原村、西会津町、磐梯町、猪苗代町■河沼郡は、坂下町、湯川村、柳津町■公式サイト(個人ブログ-「会津暮らし」)■関連サイト(個人ブログ-IT関連)

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