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「ブロッコリーは流水で洗わないでください!」八百屋からの警告!そのワケとは

青髪のテツ八百屋歴14年|野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

梅雨に入り、ジメジメと蒸し暑い日が続いていますね。これからの季節は暑さ対策だけではなく、虫除けスプレーなど虫対策も必須です。

実は、野菜にも虫対策が必要なものがあります。それはブロッコリーです。

ブロッコリーの食べる部分である蕾は密集しているので、虫や汚れが潜んでいる可能性があるんです。しかもこの時期は結構な確率で虫がいます。

実際に、私がお店で働いている時も、ブロッコリーが入っている発泡スチロールから芋虫が何匹も出てきたことが何度もあります。というか、夏は日常茶飯事です。

あの虫が蕾に潜んでいて料理から出てきたら食べる気がなくなるだろうなと思いますので、調理前に簡単に除去する方法を紹介しますね。

ブロッコリー蕾に潜む虫や汚れを除去する方法

ブロッコリーはブルームという水をはじく成分が表面についているので、普通に流水で洗っても綺麗になりません。

効率的な洗い方を紹介します。

1.ブロッコリーを小房に切り分ける

2.ビニール袋に切ったブロッコリーを入れる

今回は中身が見えやすいようにジップロックを使っていますが、穴が空いてなければどんなビニール袋でも大丈夫です。

3.ブロッコリーが全て浸かるように水を入れる

4.10〜15分放置する

5.軽く振って水を捨てたら完成!ブロッコリーの調理に移りましょう

これだけでOKです。

水に浸けて振ることで汚れが剥がれやすくなり、万が一虫がいる場合も窒息して浮いてきます。実際に浸けていた水を見てみると、見えずらいかもしれませんが、細かい汚れが剥がれ落ちているのがわかります。

この方法をSNSで紹介したところ「以前、茹でているときに虫がたくさん出てきたことがあるから助かる」というコメントが多く寄せられました。

この洗い方をするだけで安心してブロッコリーを食べることができるようになるので、ぜひ試してみてくださいね。

ブロッコリー蕾に潜む虫や汚れを除去する方法まとめ

今回は、ブロッコリーの蕾に潜む虫や汚れを除去する方法を紹介しました。

ぜひ今回紹介した方法を使って、ブロッコリーをたくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも「八百屋直伝!新鮮で美味しいブロッコリーの選び方」や「スーパーで買った鮮度が落ちた枝豆を採れたてのおいしさに戻す方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてね。

八百屋歴14年|野菜のプロ

八百屋歴14年|野菜や果物の選び方、保存方法、食べ方、豆知識など発信|Xのフォロワー数は70万人超|野菜の本を5冊出版|ブログ『やさいのトリセツ』を運営

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