【河内長野市】暑さが和らぎ、昼間もお散歩できます。彼岸の寺ヶ池公園の様子をご紹介。
今年はいつまで経っても暑いですね。と言っても太陽の高度が最も高い夏至から確実に高度の低い冬至に向かっていますから、大地を温める強さは弱くなり、徐々に涼しくなるはずです。暑さ寒さも彼岸までといいますね。
実際、大阪市内よりは確実に涼しい河内長野でも、7.8月はとても昼間は外に出られず、夕方に出かけるか、昼出かける必要があればバスなどを頼りました。しかし、確実に涼しくなってきており、彼岸の入りとなった昨日は久しぶりに昼間にお散歩しました。
場所は寺ヶ池公園です。一周しようかとも思いましたが、まだ暑いかも知れないということで、プールのあたりから赤峰交差点前の広場のあたりまでとします。
歩いて思ったのは木陰があり、雲が多かったことがあったにせよ、思ったほど暑くはなかったこと。
さて、しょうぶ園のほうに降りていきましょう。
階段の上り下りはありますが、途中にベンチがあるのが良いですね。
池の水が少なくなっています。昨年もこの時期になると池の水が極端に少なくなっていたので、干上がらないか心配したものです。寺ヶ池を管理している水利組合の方によれば、これは意図的に干上がらせているだけで、やがて時期が来れば水を入れるとのこと。
あとで赤峰交差点付近で見た寺ヶ池水路も見事に乾燥していて水が出ていません。
昨年は11月ごろから水を入れ始めて、夏前には満面の水をたたえていたように記憶します。
という裏事情を聞いたとはいえ、やはり干上がっている寺ヶ池は不気味です。
さて、しょうぶ園の前に来ました。ショウブは5月〜6月に咲く花なので、この時期はもちろん咲いていません。
ただ今年はいろんな品種を用意して、かつそれぞれの品種の名前を入れたのが良かったですね。
ショウブについては、また来年期待しましょう。
そういえば9月ごろの寺ヶ池公園はあまり花が咲いている印象がありません。3月の梅から6月のアジサイまでは月ごとに花を咲かせてくれるのですが、その点は少し残念ですね。
しょうぶ園(アイリスの谷)から上がって行きましょう。この時刻は太陽が出てきましたが、そこまで暑いという事はなかったです。
ようやく花を見つけました。サルスベリのようです。
そして見つけました。秋桜ことコスモスです。
キバナコスモスですが、真ん中あたりの花の下に黒いものが見えます。これは蝶です。
それ以上に奥を見ると実がなっています。これはどうやら柿の実のようです。まだ緑色をしていますが、柿の実がなっているという事は、確実に秋が来ていることを意味していますね。
今回は普段通らない外側の道を歩いてみました。
外側の道というのは矢印の道です。4月ごろに雪柳の群生が見られる丘の裏側を歩きました。
歩いては見ましたが、公園との境目にある竹林があるくらいで特に目立った見どころはありません。
まっすぐ歩くと駐車場に抜けられます。
そのまま公園の中のいつものところに戻ってきました。花壇には花が咲いています。ちなみに寺ヶ池公園では、彼岸花こと曼殊沙華を見ることはありませんでした。あの花は田んぼの横に咲くので、整備された寺ヶ池公園で探すのは難しいのでしょう。
というわけで久しぶりに彼岸の寺ヶ池公園を歩いてみました。サルスベリ、コスモス、柿の実のほか、葉が色づいている物があるなど、確実に秋になっていることがわかりました。個人差はあるかもしれませんが、もうそんなに暑くなく昼間も歩けました。
寺ヶ池公園
住所:大阪府河内長野市小山田町
アクセス:南海千代田駅から徒歩10分
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