【習志野市】「第39回実花ふるさとまつり」地域が一つになる、心温まる秋の一日♪
2024年10月20日、秋空の下「第39回実花ふるさとまつり」が開催されました! この祭りは、東習志野1丁目と6丁目を中心とした神輿渡御と、地域住民が一体となって楽しむイベントの二本柱で構成されています。
町会の方のお話では、昔に比べて子どもたちが減り、お神輿を担ぐ子が少なくなった地域が増えているとのこと。しかし、この地域では、子ども神輿が今も盛んに行われており、地域全体の活気につながっています。
祭りの主役は、なんといってもお神輿。威勢の良い掛け声とともに町内を練り歩く神輿は、見る者の心を躍らせます。ルートはこちら。午前と午後でルートも違い、結構、長丁場です。
神輿の道中には、「マラソン道路」と呼ばれる交通量の多い大通りを通るという難関が待ち受けています。3基の神輿と3台の山車を、間隔を開けずに揃えて渡らせるのは至難の業。誘導員の方は、交通状況に気を配りつつ、神輿の安全を確保するため、神経を使います。
先頭を行くのは、力強い太鼓の音を響かせる先達です。太鼓の力強いリズムは、神輿がやってくることを告げ、道行く人々の心を躍らせます。途中から、同乗の子供達にも出番が回ってきます♪
続いて現れるのは、子どもたちがお囃子を奏でる山車です。小さな体で一生懸命に綱を引く姿は、まるで綱引き大会のよう!みんな本当に楽しそうで、見ているこちらも元気をもらえます。
子どもたちの奏でる軽やかなお囃子の調べが、神輿の渡御をさらに華やかに彩ります。
力強い掛け声とともに、大人たちが神輿を担いでいます。
続くのは子ども神輿。実は結構重いうえに、子ども達の身長差もあるので、バランス良く担ぐのが難しそう。
こちらは町内会の皆さんの愛情がたっぷり詰まった手作り神輿。小さな子どもでも簡単に担げるように、軽い仕上がりに。見ているこっちも思わず微笑んでしまいます。
最後を飾るのは、子どもたちに大人気キャラクターが両面に描かれた、手作りの山車です。
カラフルで可愛い山車に、子どもたちは大喜び! 一緒に歩くだけでも嬉しいようです。
お神輿が町内を巡り始めると、今度はステージイベントが開幕。屋台にも近所の人が集まり始めます。焼き鳥が焼き上がる頃になると良い香りがあたりを包み、お腹が空いてきます!
実籾の名店「美鶴堂」さんのブースでは、揚げたてほやほやの「揚げ饅頭」が。
青空を舞台に、子どもたちの演奏会が開かれています。楽器の音色とともに、子どもたちの楽しそうな声が響き渡り、会場全体が一体となって音楽を楽しんでいます。
お神輿の道中には、船橋市習志野5丁目と東習志野1丁目の境目も含まれています。船橋市側の住民の方々は、この神輿が来るのを心待ちにしており、笑顔で神輿を見送っていました。昔はお囃子の音が聞こえると、家族みんなで外に出て神輿を見に来たそうですが、最近は子どもたちの数も減り、習志野5丁目では子ども会がなくなってしまったとのこと。
この実花ふるさと祭りでは町外の方も大歓迎!お神輿や山車に参加して、一緒に汗を流してみませんか?もちろん、お子様もOK。
法被も数種類あり、お好きなものを無料で貸出ししてくれるので手ぶらで気軽にご参加いただけます。来年は地元の人たちとお神輿を担いで、楽しい秋の思い出づくりに参加してみてはいかがでしょうか♪
◆第39回実花ふるさとまつり◆
日時:2024年10月20日 10時〜16時
場所:実花公民館駐車場 その他
住所:習志野市東習志野6丁目7−2