【八千代市】「七百餘所(しちひゃくよしょ)神社」の魅力 古き良き伝統と新しい神主さんが紡ぐ歴史の場所
あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、八千代市村上の七百餘所神社は、伝統を守りつつ、地域とともに新たな一歩を踏み出します! 2024年6月より新たにこちらの神社で奉務されている佐藤宮司は、「この神社が地域の人々にとって、より身近で心の安らげる場所となるよう、精進してまいります。そして、オートバイ神社プロジェクトを通して、八千代市の魅力を全国に発信していきたいと考えています」と抱負を語ります。
歴史と伝統が息づく社殿
八千代市にある七百餘所神社は、静かな梨畑に囲まれた、どこか懐かしい雰囲気をたたえる神社です。秋は境内の銀杏も美しく色づき、風情が色濃く増す季節。
古くから地域の人々に親しまれてきたこの神社は、静かで落ち着いた空間を提供し、参拝者一人ひとりが神様との対話、そして自分自身と向き合う時間を過ごすことができる場所。小さな社殿は、長い年月を経た重厚な雰囲気が漂い、荘厳な空気を醸し出しています。
地域に根ざした伝統芸能「村上の神楽」
七百餘所神社では、江戸時代初期から続く伝統芸能「村上の神楽」が大切に継承されています。五穀豊穣や地域の安泰を願い、神々に奉納される神楽は、地域住民の強い絆によって支えられています。神楽に使用される羯鼓(かっこ)は、その歴史を物語る貴重な文化財として、地域の人々に大切にされています。
神楽の舞い、そして地域との繋がり
神楽の奉納は、神楽保存会の会員たちによって行われます。神聖な儀式の中で奏でられる笛と太鼓の音色、神楽を通して、地域住民は一体となり、心のつながりを深めます。
多彩な横顔を持つ佐藤宮司
実は佐藤宮司、学生時代は国鉄職員のアルバイトをしていました。その後、中学校教師、ホテルマン、八千代市郷土博物館の学芸員などを経て、現在は神主。さらに、山伏の修行も積まれたというから驚きです。これだけの経験を積まれた方は、そういないのではないでしょうか。まさに、多彩な人生を送られている方です。
小説のカギを握る登場人物
さらに八千代市郷土博物館も出てくる小説「黄泉から来た女(内田康夫・著)」で、キーパーソンの一人として登場します。重要な役どころを担う、どの登場人物が佐藤宮司か、読んでみてのお楽しみです♪
オートバイ神社発足にむけて尽力中
プライベートでは熱心なバイク愛好家でもある佐藤宮司はプライベートではバイクに乗っている事もあり「地域活性に役立てれば」と現在オートバイ神社として発足できるようプロジェクトを進めています。
古典文化・芸能への想いは講談にまで!
講談師・一龍斎貞花師匠に社会人弟子として入門。師匠からは「一龍斎貞誠」の芸名を頂いたんだそう。
【2025年年始情報】
毎年1月15日、七百餘所神社では、古くから伝わる神楽と湯立て神事が厳かに奉納され、地域住民の願いが神々に届けられます。
伝統の神楽を間近で見られる貴重な機会にも、ぜひ足を運んでみてくださいね!
◆七百餘所(しちひゃくよしょ)神社◆
住所:八千代市村上433番地
TEL:080-8160-1672
その他、ご参詣の折には公式HP、公式Xにて奉務の予定をご確認ください。
2025年も皆様に幸多き一年になりますように。「Yahoo!ニュース」ならびに「うえこみ」を、どうぞよろしくお願いいたします。