【台風の備え】Ankerの防災バッグ!充電・発電製品が揃った災害対策セットの中身とは
驚異的な暑さが過ぎ9月となりました。まだ残暑が厳しい状態ですが9月は防災月間。
9月は大雨・台風など災害が多いことから「9/1は防災の日」「8/30-9/5は防災週間」「9月は防災月間」と防災への意識が高まります。
そんな中、様々な会社から防災関連の製品が多く発売されます。今回はモバイル充電ブランドで有名なAnker さんから充電・発電関連の製品がセットになった「Anker PowerBag 2023」が発売されたのでその中身を見て行こうと思います。
※Anker PowerBag 2023は昨年販売された2022年版と一部製品の中身が違うセット商品です。
筆者は2022年版を購入済みだったため2022の中身を2023と同じ製品の中身に入れ替えて紹介します。一部製品のカラーが違っている場合がありますが製品は同じですのでご留意ください。
また撮影にあたって筆者の持っていない製品が一つだけあったのでAnkerさんにお借りしてます。
こちらが「Anker PowerBag」です。明るい水色で目立つしさわやかな印象ですね。
この中にセットの製品を詰め込んでいます。
セットの製品も一通り並べてみました。
■中身
オリジナル防水バッグ
USB急速充電器「Anker PowerPort PD 2 20W」 (ブラック)
超大容量モバイルバッテリー「Anker PowerCore Essential 20000」 (ブラック)
ソーラーパネル「Anker PowerSolar 3-Port 24W」
高耐久ケーブル「Anker PowerLine II 3-in-1 ケーブル 0.9m」 (ホワイト)※写真はブラックですが本来はホワイトが入ってます
防災セットになったことで良いポイントは主に2点あります。
1.オリジナル防水バッグがついてくる
2.ポータブル電源およびソーラーパネル (※一部製品) に使える15%OFFクーポンがついてくる
製品を見てもらえれば分かりますが充電器からバッテリー、ケーブル、ソーラーパネルと充電から発電までのセットが一通り揃っています。
特に災害・停電時のスマートフォンの電源確保に対する不安を解消するためのセットとなっており網羅的に揃えているようです。
充電器
まずは充電器は最大20Wの出力が出る「Anker PowerPort PD 2 20W」
USB-AとUSB-Cの2ポートあり複数台へ充電が可能です。
台風、大雨は予報で前もって情報をキャッチできることが多いです。
余裕のある時にスマートフォンやバッテリーなど充電器を使って充電しましょう。
サイズ約63 × 62 × 29mm
重さ約104g
USB-C 出力5V = 3A(15W)
出力9V = 2.22A(20W)
USB-A 出力5V = 2.4A (12W)
製品的にはハイスペックとはいきませんが程よいスペックでスマホ充電するには特に問題ないぐらいの性能はあります。
重さも軽くサイズ的にも手に収まる性能・サイズ共に程よい製品となってます。
モバイルバッテリー
20000mAhの大容量モバイルバッテリー「Anker PowerCore Essential 20000」です。iPhone 14であれば約4回。それ以外のスマートフォンでも3回から4回は充電することが出来る頼もしいバッテリーです。
停電時などにはライトを含め色んな所で電気を使います。スマートフォンを複数台充電しても良いですし、それ以外のUSB関連機器へ電力を供給しても良いですし幅広く使うことが出来ます。
サイズ約158 x 74 x 19mm
重さ約343g
入力5V = 2A
出力5V = 3A (各ポート最大2.4A)
バッテリー容量20,000mAh
出力はUSB-Aが2口、本体への充電(入力)はMicroUSBとUSB-Cの2種類から可能になっています。
サイズも長財布ぐらいになっており、20000mAhの大容量の割には厚みも薄く少しスリムで扱いやすいです。
ソーラーパネル
折り畳み時はほぼA4サイズのコンパクトソーラーパネル「Anker PowerSolar 3-Port 24W」USB-Aが3口あり同時に三台充電が可能です。
充電器などはどうしてもコンセントから電源をとりますが災害時には停電などで電気が止まることもあります。
太陽光が無ければ発電が出来ませんが、逆に太陽があれば発電出来るのがソーラーパネルの良い所
サイズ約705 × 340 × 3.5mm (展開時)
約200 × 340 × 34 mm (格納時)
重さ約1,221g
出力5V=4.2A (各ポート最大2.4A)
合計最大出力21W
日が傾いて尚且つ少し曇りがかっているタイミングで発電量をチェックしたところ6Wでした。日照条件によって大きく数値は変わってきます。
状況が良くない中「6W」だったので個人的にはコンパクトな割にはちゃんと発電したなという印象です。
モノにもよりますが6WであればUSBで動くミニ扇風機は動くし、スマートフォンの充電も急速充電になる一歩手前の充電速度は出ているので、取り急ぎ使いたいという時にこれぐらいの発電が出来れば良いぐらいかなと感じます。
充電ケーブル
3種類の異なる端子を一本のケーブルにまとめた「Anker PowerLine ll 3-in-1 ケーブル」
付属品の中では一番地味ですがMicroUSB、USB-C、ライトニングの端子に対応しており汎用性が高いです。便利だったので私はもう一本追加で買ったほどです。
充電しようと思った際に端子が違うだけで充電できなかったという経験をお持ちの方も多いとは思いますが、やはり有事の際には人から充電器を借りたり、貸したりが発生するかもしれません。そんな時に端子が違うだけで充電が出来ないというのは避けたいですね。
こちらのケーブルであればAndroid,iPhoneに対応できるので一本は持っておきたいケーブルの一つです。
防水バッグ
防水仕様に作られた防水バッグです。今回付属されていた機器は防水ではありません。
コチラのバッグに詰め込むことで雨でも機器を濡らすことなく運び出すことが出来ます。
肩にもかけれるし手持ちも出来ます。
サイズも縦54cm x 直径22cmの円筒型となっており容量は大きめです。
防水とのことだったので水をあびせたり、バッグに水を溜めたりしましたが水がしみこんだり漏れたりすることはなくしっかり防水が出来ていました。(水を溜めるのは特に推奨されて無い使い方なので参考程度に)
今回の「Anker PowerBag」の特徴
色々と使ってみて感じた事をまとめます。
全体的には製品のスペック(入力や出力のパワーなど)は控えめです。ただし、色んな機種でも使えるような汎用性は高くできているので防災の観点においてはしっかり抑える所は抑えている構成に感じました。
特にAnker PowerBagがマッチしそうな人としては↓のイメージです
・防災用に一式予備で備えておきたい人
・充電器やバッテリーが一通り揃ってない・古い人
合わない人としては「新しいガジェット好きで既にソーラーパネルや充電器も複数持っているような人」です。
特に9月はこの時点でも台風や大雨のニュースを多く聞きます。
どこまで備えるか悩ましい所ではありますが生活必需品となっているスマートフォンの電源確保は重要なポイントになりますのでこの機会に本製品に限らず色んな充電・蓄電・発電関連の製品を見て防災について考える機会になればと思います。
また、今回の内容は動画にもしています。
記事では分かりづらい部分も動画では映像として流れるのでまた理解が深まると思いますのでお時間があれば是非ご覧ください。