【京都市上京区】西陣織の街も雪化粧 北野の天神さんや応仁の乱で焼け残った建築物も日本最古の花街も!
京都市上京区は、西陣織の街として知られます。その街も10年ぶりの大寒波に見舞われ、まるで雪国のような雪化粧となりました。2023年1月25日に散策しました。
お初天神開催予定の北野天満宮へ向かうため、朝8時に、まずは、阪急長岡天神駅から西院駅へ向かいました。JR線の京都~大阪線が運転見合わせをしているため、阪急電鉄が代替え輸送を行っていることもあってか、ぎゅうぎゅう詰めの満員でした。
西院から北野天満宮に向かう市バスも満員でした。しかも、ほんとにとろとろ運転です。通常の倍以上の時間がかかってやっと到着。毎年1月25日に菅原道真公を偲んで行われる「お初天神」と呼ばれる市が開催されていました。
しかし、例年であれば、約1000店舗余りの露店がひしめき合って出店されるのですが、なんと十数店にとどまっていました。
北野天満宮の露天商の元締めに伺うと、大阪や、滋賀など近県から出店している店が多く、道路状況や大雪の中の集客減を見越して、出店を見送ったと言います。
境内では、影向松の松も、梅苑や飛び上伝説の梅の木も真っ白な雪の花を咲かせていました。三光門やなで牛も雪化粧。
日本最古の花街と言われる上七軒の街並みも雪に覆われ、風情ある姿を醸し出していました。
応仁の乱でも唯一焼け残ったとされる大法恩寺・千本釈迦堂の本堂も雪に覆われていました。
おかめさんの像もおかめ桜、大きな布袋さんも真っ白でした。