【名古屋市】鯛白湯から焦がし味噌まで。ここでしか食べられない「個性派ラーメン」個人的BEST3
今や既存の概念にとらわれないラーメン。ジャンルを一括りにできないほど多様化し、個性的な一杯が数々登場しています。
トマトラーメンや鴨出汁、伊勢海老や鯛白湯など、スープがバリエーション豊か。またレアチャーシューや極太メンマなども定着してきました。
そこで今回は、名古屋の美味しいものを求めて市内を食べ回るB級グルメライターの筆者が、地元名古屋の誇る「個性派ラーメン」個人的BEST3をご紹介!完全な主観で、大好きな一杯をお届けします。
3位 おダシと銀しゃり 中華そば二兎 貝ダシ汐そば
"二兎を追う者は二兎とも得る"をテーマにした「おダシと銀しゃり 中華そば二兎」さん。開業時から3年後に閉店が決まっている何ともユニークなラーメン屋さんです。その名の通り、丁寧にダシの味を生かした割烹料理のような中華そばを提供しています。
オススメは「貝ダシ汐そば」。透き通った淡麗スープに、ピンク色のレアチャーシュー、ネギ、玉ねぎ、めんまと彩り豊かな一杯です。スープをは口に入れた途端、アゴ煮干しを中心とした魚介出汁が香り、絶妙な塩加減で染み渡ります。
三重県産・あゆちのみのりを100%使用した特製麺との相性も抜群です。麺を啜ると途中から小麦の香りと優しい魚介が溶け合う味わい。優しいスープだからこそ、麺の香りや個性もしっかりと生きた繊細な一杯にまとめられていますよ。
<おダシと銀しゃり 中華そば二兎>
住所:愛知県名古屋市中村区名駅2-42-7
営業時間:<月~金>11:00~15:00、17:00~22:00、<土・日・祝>11:00~22:00
定休日:年中無休
電話番号:052-433-3663
アクセス:名古屋駅桜通口(北側)から徒歩約5分
2位 元祖鯛白湯らぁー麺 さくら 鯛白湯ラーメン
柳橋中央市場の近くにある「元祖鯛白湯らぁー麺 さくら」さんの看板メニューが「鯛白湯ラーメン」です。およそ10kgの鯛アラからわずか4〜5杯しか取れない希少な鯛スープと、鶏のスープを合わせた唯一無二のラーメンを提供しています。
スープを一口そそると、鶏の旨味の中でしっかりと感じられる鯛の旨味。どっしりとした鶏に負けていない絶妙な風味と美味しさで、これほど鯛の存在感が出ている白湯ラーメンは私史上初。初めていただいた時には感動しました...!!
細い麺を絡めて、味わい深いスープとともに啜っていきます。これほどしっかりと旨味を感じられる一杯ながら、無化調というこだわりもすごいですね。チャーシューも2種類あり、鯛も一切れ乗っているなど、具材の一つ一つまでこだわり抜かれた一杯です。
<元祖鯛白湯らぁー麺 さくら>
住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-18-14
営業時間:11:30〜14:00
定休日:水曜日、日曜日、祝日
電話番号:090-1230-8032
アクセス:地下鉄桜通線・地下鉄国際センター駅から徒歩約1分
1位 覿・麺 名古屋植田店 味噌らぁめん
天白区にある知る人ぞ知る味噌ラーメンの名店「覿・麺 名古屋植田店」さん。本場北海道の味噌ラーメンを独自にアレンジした唯一無二の一杯をいただけます。おすすめは自慢の焦がし味噌を使用した「味噌らぁめん」です。
まずスープからいただきます。一口飲むとシャープな濃厚さと、焦がし味噌の絶妙な香ばしさ、そしてほのかに生姜の香りを感じられます。味がまったりとせず、シャキッと整っていて、何より濃い。本場の味噌ラーメンとも引けを取らない本格的な一杯となっています。
加えてトッピングも豪華!デフォルトでチャーシューが3枚乗っており、幅広なメンマとキクラゲ、もやし、ネギがたくさん入っています。食べ進めるほど身体の中が温まる、スタミナがつくような一杯。完食時の余韻もたまりません。
<覿・麺 名古屋植田店>
住所:名古屋市天白区植田1-1601
営業時間:
[月~金]11:30~14:30(L.O.14:00) 18:00〜22:30(L.O.22:00)
[土・日・祝]11:30~14:30(L.O.14:00)18:00〜21:30(L.O.21:00)
定休日:不定休
電話番号:052-842-9959
アクセス:地下鉄鶴舞線・植田駅から徒歩約5分
いかがでしたでしょうか。今回は上品な貝出汁、斬新な鯛白湯、本場の焦がし味噌というラインナップで、名古屋が誇る個性派ラーメンを厳選してご紹介しました。どれもそのお店でした味わえない唯一無二の一杯ばかり。
そして同時にラーメンの可能性を感じさせてくれる一杯です。これからも「どんな味に出会えるのか?」楽しみにいろいろなラーメンを食べ歩いていきたいですね!