『iPhone 7』のストレージは32GBモデルからになる?
『iPhone 7』の最小ストレージは従来の16GBからではなく、32GBからになるという情報が中国のSNS『Weibo』にてリークされました。
この情報を明らかにしたのは調査会社IHS Technologyで中国市場を担当しているKevin Wang(ケヴィン・ワン)氏で、自身のWeiboに「サプライチェーンの研究は、新しいiPhoneのRAMは2GB、ストレージは32GBからであると示している」と投稿しています。
Kevin Wang氏はこれまで4インチ版の『iPhone SE』の発売時期や、『iPhone 6s』に搭載されたiSightカメラが1,200万画素になることなどをリークしており、その情報には一定の信頼があります。
今回の情報はあくまでも「サプライチェーンの研究」からの推測ですが、iPhone 7ではカメラレンズの大型化、さらにはiPhone 7 Plusではデュアルレンズになるといったリーク情報もあり、最小ストレージモデルが16GBでは足りないことは十分に理解できます。
また、Appleは過去にiPhoneの最小ストレージが少ないことでアメリカで集団訴訟を起こされており、この情報が事実であればこの問題にも対応できることになります。
「iOS 8」のストレージ容量消費めぐりアップルに集団訴訟 - CNET Japan
256GBモデルのリーク情報との整合性は?
一方で、気になるのは以前リークされた256GBモデルの存在です。
『iPhone 7 Plus』は256GBモデルがある?NANDフラッシュメモリの写真がリーク(篠原修司) - 個人 - Yahoo!ニュース
もちろん最小が32GBからであることと256GBモデルがあることはその両方が成り立ちますが、「256GBがある」根拠としてリークされたNANDフラッシュメモリの写真は「16GB」、「64GB」、「256GB」でした。
つまり、「32GB」は存在しません。
どちらかが嘘の情報なのか? それとも研究の結果16GBから32GBにアップグレードすることになったのか? その真偽だけはさすがに発表されるまで分かりません。