「どこから来た?」「日本人だけど」鼻で笑われモヤモヤ!言い返したら思わぬ展開に
オランダ在住のひかさん夫婦。夫が出張でエジプトに行った際に話しかけられました。
エジプトの高級ホテル内にあるお土産売り場は、まさに「小さな市場」といった趣。複数の店舗が軒を連ね、多彩な商品が並ぶ賑やかなエリアです。セキュリティもしっかりしているため、観光客が安心して訪れることができる場所として人気を集めています。
そんな中、あるユニークな出来事がありました。
このお土産売り場で、夫がパスポートを見せる場面がありました。特筆すべきは、これはあくまで彼が「特殊な訓練」を受けているからこその行動であり、一般的には推奨されるものではないという点です。「良い子はマネしないでね!」という一言が付け加えられるほど、状況には慎重な対応が求められます。
さらに、エジプト人の店主に「オレ日本人」と言った夫の言葉に、相手は最初「つまらないギャグ」だと思った様子。しかし、これが後にも友好的な空気を生むきっかけとなり、その後の会話は和やかに進みました。店主は「日本が大好き!」と熱心にアピールし、日本の文化や観光地について語るなど、楽しいひとときとなったのです。
旅先で「どこから来たの?」と質問されることはよくあります。これは純粋な興味から来る場合もあれば、観光客を狙った悪意のある行動の前触れであることも。通りすがりの勧誘や怪しい声かけには、基本的に無視することが一番安全です。
特に観光地では、少しでも相手のペースに巻き込まれると、不要なトラブルに発展する可能性があります。しかし、今回のように信頼できる場所でのやり取りや、場の雰囲気に応じたユーモアを交えた対応は、国際的なコミュニケーションをより楽しいものにすることも。
今回のエピソードは、旅先での出会いや交流の楽しさを改めて感じさせてくれるものでした。同時に、どのような状況でも「安全第一」を忘れず、自分の行動がその場にふさわしいかどうかを考えることの大切さを思い出させてくれます。
エジプトという異国の地で、日本の文化や旅人としての心意気を共有する瞬間。そんな一幕は、旅をより豊かなものにしてくれる大切な思い出として胸に刻まれることでしょう。