Yahoo!ニュース

予想外のトラブル発生!高速SAで新人ロードサービスが下した驚きの診断

樫山ひか漫画家/イラストレーター

オランダ在住のひかさん夫妻。夫が自家用車でベルギーへ出張に行き、その帰り道、高速道路を走行中に警告灯が点灯しました。慌ててサービスエリア(SA)に車を停めると、エンジンが再びかからなくなってしまいました。

高速道路を走行中、見慣れない警告灯が点灯したため、夫は心配になり、近くのサービスエリア(SA)で車を停めました。しかし、その直後、エンジンが突然動かなくなり、まったく反応しなくなりました。仕方なくロードサービスを呼ぶことにしました。

1時間後、ようやく到着したロードサービスのスタッフに警告灯を見せたところ、スタッフは曖昧な反応で「はいはい」と返事をするだけ。「この人、本当にわかっているのだろうか…」と、夫は不安に感じました。

その後、スタッフはブレーキペダルを踏んだり、ギアを入れ直したり、エンジンスタートボタンを何度も押したりと試行錯誤を始めました。しかし、夫は「何度も試しているけど、エンジンは全然かからないよ」と伝えました。

すると、そのスタッフは驚きの一言。「車の鍵が違うからエンジンがかからない」と断言したのです。

実は夫の車は、キーを車体に差し込み、その状態でエンジンスタートボタンを押すタイプです。キーを差し込むと、パネルには「鍵の形をしたランプ」が点灯します。この点灯を見たスタッフは、「鍵に関する警告灯だから、正しい鍵を差し込む必要がある」と思い込んだようでした。

しかし、そんなことはありえません。だって、この鍵でここまで運転してきたのですし、他の鍵が使われているわけがありません。

結局、スタッフはマニュアルを確認したり試行錯誤を続けましたが、「私は新人なので対応できません」と言い残し、現場を10分ほどで後にしてしまいました。

その後、さらに1時間待ってようやく別のロードサービスのスタッフが到着し、車はレッカーで運ばれることになりました。

最初に対応したスタッフの混乱もあって時間がかかりましたが、最終的に無事に車をレッカー移動してもらうことができました。とはいえ、こんな経験はもう二度としたくないものです…。今後は警告灯の意味や対処法をもっと事前に確認しておこうと、心に誓いました。

漫画家/イラストレーター

オランダ在住のエッセイ漫画家。日本人夫婦目線によるオランダでの日常生活や海外で出会ったネタなどをクスっと笑える漫画で紹介。ライブドア公式ブロガー。ブログ、Twitter、インスタで毎日漫画を更新中!

樫山ひかの最近の記事