【夏の節電対策】「もうこれ以上削れるところはない!」と思ったときにとるべき行動3選
電気代の値上げなどで節電を意識する人も多い一方で、節電対策に限界を感じている人も一定数いるよう。電気代を下げたいがあまり、「真夏にエアコンを使わない」などの行き過ぎた節電をするのはリスクが高くおすすめできません。
そこでこの記事では、家族4人暮らしで夏の電気代6,000円台の暮らし研究家が、「夏の節電対策で限界が見えてきたときにとるべき行動3つ」を解説していきます。
1.電力会社の乗り換えを検討する
ガスなどは、持ち家以外は乗り換えが難しい場合が多いよう。電力会社に関しては、2016年4月からはじまった「電力の自由化」により、気軽に乗り換えられるようになりました。今まで1社限定にされていた電力会社も、地域によっては10社以上から選べる場合も。
筆者は過去に3つの賃貸の集合住宅に引っ越しをしましたが、それぞれで電力会社の乗り換えができました。事前にどれだけ安くなるかシミュレーションできるサイトなどもありますので、明確に乗り換えるメリットなども分かります。
「3年縛りの契約」など、期間に縛りがある場合もあるので、契約前にしっかりと契約の内容をお確かめの上、検討してみてください。
2.家電の買い替え&処分を検討する
わざわざ節電のために家電を買い替えるのは本末転倒ですが、もし手持ちの古くて近々買い替え予定がある家電があるのであれば、「ランニングコスト」を重視して選ぶとよいでしょう。また、必ずしも買い替えという選択ではなく「なくしてみる」ということも検討する余地はあります。
筆者も過去には「空気清浄機」や「個室のエアコン」などを所有していましたが、寿命がくるタイミングでなくしました。こまめに換気をして掃除をしたり、リビングから冷たい風を取り込んだりすれば意外と快適だったということもあります。
ライフスタイルや工夫によっては乗り切れる場合があるので、「絶対にないと困る」という思い込みは手放し、一時的にでもなくす方向で検討してみてはいかがでしょうか。
3.ほかの項目で節約できるところはないか見直してみる
最終手段は「潔くあきらめてほかの項目で調整してみる」ことです。これまで節電対策の努力はしてきたはず。これ以上追い込むのは、精神面でもよくありません。
エアコン使用も1台あたり1日200~400円が目安です。そこをどうにかして削減しようとするよりも、娯楽費や食費を数百円見直した方が効率的だとは思いませんか?
ほかには、年間予算を立てて、電気代が安い月から調達する方法もあります。「夏の電気代」という項目内で調整しようとすれば頭を抱えてしまいますが、もっと視野を広げてみると融通も効きやすいので、夏の電気代のプラス分も補えることもあるんです。
まだまだ暑い日が続き長丁場となりそうですが、だからこそ負担にならない対策をとっていくことが重要です。
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