【富田林市】大阪遊びの常識、コスモスを見るならサバーファーム!いよいよ見頃になろうとしています。
曼珠沙華(彼岸花)が盛りを過ぎたので、これからの季節の秋の花といえばやっぱりコスモスですよね。秋桜という漢字があてられているコスモスは、菊や紅葉とはまた違った雰囲気を持つまぎれもない秋の顔。
富田林農業公園「サバーファーム」のコスモスは「大阪のコスモスのおすすめ〇選!」といった記事には常に名を連ね、大阪府では常に上位のコスモスの見どころとして位置づけられます。
というわけで、いまの咲きぐあいはどうだろう?と気になったので、サバーファームに、コスモスを見に行ってみました。
というわけでサバーファームに到着。平日午後に訪問したので、園内はかなり空いていました。平日はねらい目かもしれません。
ちなみに入園料は高校生以上が710円で4歳以上が300円。20名以上だと団体割引があります。
それよりも年間パスポートがお得です。通常、高校生以上2000円(4歳以上1000円)と、大人なら3回行けば元が取れます。加えて富田林市民なら1500円(4歳以上750円)とさらにお得ですね。
ちょうど曇りだったので、アンブレラが似合いますね。
さて入口には顔を入れて記念撮影するものが置いてありました。左側は皆さんご存じのとっぴーですが、右側のファームはサバーファームのキャラクターです。
ファームがどういうキャラクターなのか公式ページから引用します。
ファームをはじめ、サバーファームには、サバーファミリーというのがいるそうです。サバーファームはサバーランドの中心地という設定だそうですが、それぞれのキャラクターについてはこちら(外部リンク)に詳しく乗っています。
キャラクターのことはともかく、園内マップを見ると、入口から少し歩いたところにコスモス畑があるようです。
この真ん中の赤い丸で囲った中、花畑と書いているあたりに、コスモスが咲いている見込みです。
さて花畑の前に行きました。コスモスが咲き始めていましたが、9月下旬の段階では、まだまだこれからという状況でした。
それにしてもコスモス畑の面積は、とにかく広いですね。
近づいてみると、コスモスの美しい姿が間近で見られます。
まだ早いですが、10月上旬から中旬になれば、間違いなくコスモス畑で映える画像が撮れるはず。
コスモスがメインですが、よく見ると違う種類の花も咲いていました。
さらに拡大しました。
コスモス自体は全体を見るとまだまだ少なめですが、集中して咲いているところはこの段階でも見ごたえがありました。ここはピンクのものばかりがそろっている辺り。
この辺りは白い花のグループですね。
これから咲こうとしている花。その隣はまだつぼみの状態。
さらに近づいてみると、小さいてんとう虫の姿が見られました。
9月下旬の段階で楽しめたので、10月に入ればもっときれいになること間違いないでしょうね。
というわけでサバーファームのコスモスの咲き具合の紹介でしたが、せっかくなのでサバーファームの施設内を回ってみることにしました。
サバーファーム内にある食堂「サバーキッチン」です。9:30から11:00まではモーニングもあるようですね。
カレーのメニューが多いようです。それもそのはずで、カレーの具材に富田林産のものをふんだんに使っているから。
食事の時間は15時まで。また入園料なしで食事だけの利用も条件付きでできるようです。サバーファームの周辺には食事ができるところが本当にないので、これは重宝しますね。
食券を買って中に入りました。
さて富田林産の野菜がたっぷり入ったカツカレー(800円)をいただきました。
このようにゴロゴロと入っている野菜は、富田林でとれたものです。地産地消ですね。
こちらは鶏のからあげ定食(850円)です。
今回は食べませんでしたが、旬彩定食(1000円)も人気があるようです。そのほか弁当などの予約もできるそうで、詳細は、こちらのページ(外部リンク)を参考にしてください。
さて、コスモス畑の奥に巨大なビニールハウス群が見えます。あれはぶどう畑。ちょうど9月下旬のこのころまでは、ぶどう狩りが行われていました。
サバーファームはいろんな農作物の畑がありますが、ぶどう畑は本当に大きいです。ほかの果物や野菜は制限があるのですが、ぶどうだけは無制限食べ放題らしいので、来年のシーズンにチャレンジしてもよさそうですね。
ぶどう園には複数のぶどうが栽培されており、品種によって時期にずれがあるようです。すでにシーズンが終わった品種についてはビニールが開いていました。
まだ実がなっている品種の方は、こうやってしっかりと覆われていました。
しばらく歩くと魔法ハウスという名前のエリアがあります。温室のほかに体験実習室があるようで、そこではいちご大福づくりなどが体験できます。
温室の中に入ってみました。熱帯系の植物を展示しています。
温室の隣には、押し花の展示室もありました。
温室の隣にはハーブ園がありました。
またハーブ園の中には、このような楽器を持った石像があります。
さて園内を歩いていると不思議な木がありました。
実がなっていますが、粒ではなくひとつの塊のようです。
ちょうど通りかかったスタッフの人に質問したら、こぶし(辛夷)の実だとか。モクレン科モクレン属に属しているこぶしは、田植えの時期に開花することから、別名「田打ち桜」とも呼ばれているそうです。
名前の由来は、実が子どもの握りこぶしに似ている、あるいは花のつぼみが握りこぶしに似ているからこぶしという名前が付きました。
スタッフの人によれば、この画像のように実をカラスが食べずにおもちゃにしてしまうそうです。
さて、さらに奥に行くと券売機のコーナーがあります。
この券売機でぶどうのほか、近くの畑で野菜収穫ができるチケットを販売しています。
さつまいも畑もあるようですね。今回は野菜の収穫が目的ではないので、畑の見学だけしました。
中にはトマト(ミニトマト?)らしいものが実をつけていました。
さてこちらの畑ですが、
これは白菜だそうです。葉が全体的に開いていますね。先ほどとは別のスタッフの人が言うには、この後自然にいつも私たちが見ているような白菜(葉がまとまって閉じる)の形になるそうです。
普段畑になじみがないと知らないことばかりですね。
こちらにもコスモスが咲いていました。花摘みにはまだ時期が早く、10月中旬以降には、花摘みができるようになるそうです。
ブルーベリー園ですね。サバーファームは、いちご園やミカン園など、いろんな季節の果物が植えられています。
大きな休憩所がありました。
こちらの遊具の上は、展望台になっているようです。
丘を登って展望台からの風景を眺めました。山を越えた先が見渡せます。富田林市内のどこからでも見られるPLの塔はもちろんのこと、その背景に連なる大阪市内のビル群も見ることができます。近場の緑あふれるところとのギャップが見事ですね。
子どもたちが喜びそうな遊具が、施設内のあちこちにたくさんあります。お天気のあまりよくない平日なのでのんびりしていますが、土日はまた違った雰囲気なのでしょう。
サバーセンターハウス。こちらはセットが用意されていて、手ぶらで楽しめるバーベキュー広場です。加えて年間パス提示でセットメニューが1割引だそうです。
これとは別に、完全予約制の持ち込みバーベキューのコーナーもあるので、シチュエーションに応じて楽しめるのは良さそう。
ということで、サバーファームをぐるりと回ってきました。もうご存じの方も多いと思いますが、知らない方もいると思われますので、あえてご紹介してみました。改めて見ると、なかなか楽しめるところが多い施設なんだなとわかりました。
また本日10日1日と翌2日には秋の収穫祭を行うそうです。イベントがたくさん実施されるようなので、この2日間、時間があれば立ち寄ってみてください。
こちらの稲刈り体験も、秋の収穫祭のイベントとして無料で参加できるようです。
サバーファームの広さは20ヘクタールで、甲子園球場5個分の敷地を持っています。
そのようなこともあり、ひととおり回って少し疲れましたので、帰る前にファーストフードでコーヒー(250円)を飲むことにしました。
フードコートは入り口近くにあり、ちょうどコスモス畑が見える位置で一息つきました。
コスモス畑は訪問時はまだまだこれから咲くという雰囲気でしたが、とにかくコスモスの咲くエリアが広いので、もっと本格的に咲けばそれは凄い風景になることが想像されます。
サバーファームは大阪では有数のコスモスの見どころスポットです。ぜひこの秋はコスモスを見にサバーファームに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに手前にあるのはコキアです。
富田林市農業公園サバーファーム(外部リンク)
住所:大阪府富田林市甘南備2300
電話番号:0721-35-3500
営業時間:9:30〜17:00(10月から3月)9:30~18:00(4月から9月)
定休日:月曜日
アクセス:近鉄富田林駅からバス 府立こんごう福祉センター前東口バス停から徒歩12分 ※土日祝は、サバーファームまで直通バスあり
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