【女性防災士おすすめ】防災リュックに足したい夏グッズまとめ!季節に合わせた見直しを
8月8日に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表され、現在防災リュックを見直している方も多いと思います。
この季節、エアコンのない避難所で過ごすのは死活問題。
ぜひ、暑さ対策グッズも追加しておきましょう。
今回は、防災リュックに入れておきたい夏グッズを防災士が紹介します。
グッズを詰める前に…「夏袋」「冬袋」のススメ
そもそも防災リュックの中に、大量のカイロやモコモコの毛布、冬物の着替えが入ったままになっていませんか?
緊急避難のときは、身軽さもとても大事。
暑さ(寒さ)対策グッズはあらかじめ袋にまとめておき、季節に応じて入れ替えるようにするといいですよ!
気温が微妙な季節はリュックの横に出しておくようにすれば、避難する直前にサッと対応できます。
「夏袋」に入れておきたいグッズリスト
この「夏袋」に入れておきたいグッズは、下記のとおりです。
- Tシャツ(女性はカップ付きだと◎)
- 薄手の長ズボン
- ウェットティッシュ
- 汗ふきシート
- タオル(※)
- 水(※)
- 塩飴、ラムネ(塩分補給用)
- 折りたたみコップ
- 防臭袋(※)
- 虫よけ
- かゆみどめ
※:防災リュック本体にも通年入れてあり、夏袋でさらに数を増やすもの
なるべくコンパクトに熱中症対策を
熱中症対策としては、水を増やし、塩分補給用の飴やラムネを入れています。
経口補水液は重さがあり、状況によっては飲めない可能性もあるので外しました。
防災リュックに入れるなら、必要なときだけ水と混ぜて使える、パウダータイプの経口補水液がおすすめです!
衛生対策も忘れずに
汗を拭くため、ハンカチやタオルも数を増やします。
圧縮タイプのものがかさばらないのでおすすめです。
また、子どもと一緒に使える、アルコールやパウダーを含まないタイプの汗ふきシートも入れておくと便利です。
また、夏場はニオイ問題も深刻になるため、防臭袋も活躍してくれますよ。
余裕があれば持っていきたいものリスト
避難する状況は人それぞれです。
時間や荷物に余裕がある場合は、ふだん使っている暑さ対策グッズを持っていってもいいですね。
夏グッズに限りませんが、慣れないものを災害時にはじめて使うと、肌トラブルを起こしたり、間違った使い方をしてしまったりするリスクがあります。
下記はあくまで停電中に使えるグッズの例なので、基本的には使い慣れているものをおすすめします。
- ポータブル扇風機
- 扇子、うちわ
- 冷感スカーフ、タオル、スプレーなど
- 冷却ジェルシート
- 瞬間冷却材
- ネッククーラー
季節にあわせて備えよう
今回ご紹介したグッズ以外にも、毎年続々と新しい暑さ対策グッズが出てきていますよね!
基本的に、電源のいらないグッズは防災グッズにもなります!
いつも使っているものも災害時は心強い味方になりますので、消耗品は切らさずローリングストックしておきましょう。
今回は防災リュックについてご紹介しましたが、在宅避難のための備蓄や、外出で被災したときのための防災ポーチなども、ぜひ季節ごとに見直してくださいね。
備蓄やリュックの夏対策については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。
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基本的な防災リュックの作り方を知りたい方は、こちらからどうぞ!
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