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「レバー」の食べ過ぎによって「体に不調」が起こる?-栄養素の特徴から解説!-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「レバーの特徴や注意点」について解説していきます。

今回の目次

  1. レバーは栄養が豊富!
  2. レバーの摂り過ぎがなぜ良くない?
  3. ビタミンAが悪いわけじゃない!
  4. 鉄の摂り方を工夫しよう!
  5. 最後に

【1】レバーは栄養が豊富!

レバーには様々な栄養素がたくさん含まれていますが、そのなかでも代表的なのは「」や「ビタミンA」です。

鉄を多く含むことから「"貧血"で悩む方はしっかり摂りましょう!」ということをよく聞きますね。

これは血液中に含まれる、酸素を運ぶ成分ヘモグロビンの材料として、鉄が必要になるからです。

※ただし、貧血の原因は「鉄欠乏(鉄が不足した状態)」以外にもいくつか種類があります。

【2】レバーの摂り過ぎがなぜ良くない?

【1】で解説したようにレバーには「ビタミンA」も多く含まれます。

そのため、レバーを過剰に摂ると、いわゆる「ビタミンAの摂り過ぎ状態」になってしまいます。

特にビタミンAは「脂溶性ビタミン」の一種なので、体内に蓄積しやすく「過剰症」に繋がることがあります。

ビタミンA過剰症として頭痛・嘔吐・脱毛などがあげられます。

また、鉄(レバー)の摂り過ぎから、胃腸の不調が起こることもあります。

【3】ビタミンAが悪いわけじゃない!

【2】で解説したようにビタミンAは"過剰に摂取"すると、体に不調が起こることがあります。

しかし、ビタミンAは"不足"した状態でも、目(夜盲症)や皮膚(乾燥など)の不調が現れることがあります。

こう考えると、

「ビタミンA」は不足してもだめ…

だからといって、ビタミンAを多く含む

「レバー」は摂り過ぎてもだめ…

難しいですね。。。

そこでビタミンAが不足しないためにおすすめなのが、緑黄色野菜に多く含まれる「β-カロテン」をしっかり摂ることです。

「β-カロテン」は、必要な分ビタミンAに変換して働くため、過剰摂取になりにくいです。

【4】鉄の摂り方を工夫しよう!

特に女性では、月経(生理)などの影響もあり、男性よりもはるかに鉄を失いやすいです。

そのため、女性の方が貧血が起こりやすい体質といえます。

だからこそ、貧血の予防のために「」を摂ることが大切ですが、"レバーだけに頼る必要はない"でしょう。

例えば、赤身の魚いわしほうれん草小松菜などにも鉄が多く含まれます。

細かくいうと「ヘム鉄」「非ヘム鉄」に分けられますが、ここでの説明は省きます。
細かくいうと「ヘム鉄」「非ヘム鉄」に分けられますが、ここでの説明は省きます。

また、貧血が起こる理由として「鉄だけが不足」というよりも、「全体として栄養が不足」していることも多いため、しっかりと食事を摂ることを心がけましょう。

【5】最後に

16世紀ヨーロッパの医師・化学者のパラケルススの「すべてのものは毒であり、毒でないものはない。 用量だけが毒でないことを決める。」 といった言葉があります。

まさにこの言葉のように、1つの栄養素だけを過剰に摂取する。というのは体に不調が起こりやすいです。

そのため、やはり「バランスの良い食生活」が大切ですね。

最後までご覧いただきありがとうございました!

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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