お皿の上で鯉のぼり。愛嬌のあるお顔をいくつも並べてみたくなる端午の節句にちなんだ和菓子
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/decocookie/article/00105257/top_1620103340306.jpeg?exp=10800)
明日はいよいよ端午の節句。粽や柏餅を楽しんだり、筍などを召し上がったり、菖蒲湯に入られる方など、地域やご家庭によって節句との付き合いは様々です。
今回ご紹介するのは、高知県の老舗和菓子屋、西川屋さんのつくる、端午の節句にちなんだ和菓子「元気鯉」です。
少しとぼけたような愛嬌のある鯉たちは、大人も子供も元気を分けてもらえそうな表情。
![高知、西川屋さんの元気鯉](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/decocookie/article/00105257/internal_1620104054944.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
同月の下旬頃から和菓子屋さんに並ぶ、鮎焼きに似ていますが、こちらは菓銘どおり、お菓子の鯉が、今にも袋から飛び出しそうな活きの良さを感じます。
元気鯉は、どら焼きの生地でつぶあんと栗の甘露煮を挟み、焼印を押したお菓子。
![高知、西川屋さんの元気鯉](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/decocookie/article/00105257/internal_1620104067817.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
裏返すと、つぶあんと栗がひょっこりご挨拶。
![高知、西川屋さんの元気鯉の裏側](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/decocookie/article/00105257/internal_1620104078583.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
つい並べてみたくなるような可愛らしさです。
![高知、西川屋さんの元気鯉を並べてみる…か、カワイイ…](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/decocookie/article/00105257/internal_1620104101682.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
生地はふんわり、しっとりしていて、どら焼き特有の甘い香りが広がります。
![高知、西川屋さんの元気鯉にはつぶあんと栗の甘露煮が入っていました](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/decocookie/article/00105257/internal_1620104109705.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
西川屋さんのつくる「元気鯉」は公式オンラインショップからお取り寄せが可能です。今から注文しても、今年の節句には間に合わないと思いますが、来年の端午の節句にいかがでしょうか。
どうしても今年の節句に、鯉のどら焼きが食べたいという方は、お近くの和菓子屋さんで探してみるか、市販のどら焼きを買ってきて、似たようなものを作ってみるのもいいかもしれません。
その場合は、どら焼きの片面(生地とあんを半分)を取り、それぞれ生地を半分にたたんで、チョコペンやアイシングで鯉の顔を描いてしまいます。
たたもうとすると割れてしまう生地の場合は、半月にカットしてしまいましょう。小さいお子さんのいるご家庭では、きっと気軽に菓子作りを楽しんでいただけると思いますよ。
また、この時期には多くの和菓子屋さんで五月の節句にちなんだ和菓子を販売しています。ぜひ、お近くの和菓子屋さんにも立ち寄ってみてくださいね。
子供も大人も笑顔になれるような、素敵な節句和菓子との出会いがありますように。
今回ご紹介したお店
元気鯉 1個 173円(税込)