お取り寄せ可。冷やしても美味しい大ぶりの栗とほろほろ食感があとをひく逸品【関西の和菓子みやげ】
母の日が終わったと思ったら今月は父の日、来月あたりからはお中元と、慌ただしく贈り物を選ぶ季節が続いていますね。今回は夏は冷やして秋冬春にはそのままで、一年を通じて贈り物として喜ばれそうな美しい和菓子をご紹介します。
こちらは姫路銘菓としても知られている、小川堂安芸国さんの「はりま家紋」。
原材料名等の情報は下のとおり。シンプルな原材料が嬉しいですよね。
箱を開けると透明袋で密封されたお菓子が入っています。エージレス包装がされていたため、作り立ての美味しさが楽しめるとのこと。
袋から取り出すとお菓子は紙に包まれています。
包み紙を開くと現れるのが揚羽蝶柄のお菓子。はりま家紋という菓銘にもあるように、姫路城を築城された池田輝政氏の家紋をかたどっているのだそう。
はりま家紋の直径は約6センチ。大きめのお菓子なのでいくつかに切るのが良さそうですが、カットしてしまうのがもったいないほど美しい造形です。白い部分はしぐれ餡。側面からは中のあんが透けて見えます。
ナイフでカットしてみます。中に入っていたのはこしあんと大ぶりの栗です。
いただいてみると、柔らかくしっとりとしたしぐれ餡が口の中でとろけるよう。栗が入っているからか、ほろほろとしたしぐれ餡があわさると岐阜銘菓の栗きんとんのようにも感じられます。
とても軽い口当たりで、甘さも控えめの上品なお味です。夏は冷やすのが店主さんお勧めらしいので、冷やしてみるとしっとり感が増してさらに美味しくいただけます。食欲のない季節でもあっという間に食べられてしまいそうでした。
今回ご紹介したはりま家紋は大サイズ、他には小サイズもあります。小サイズは葵の紋になっており、直径が約3センチ。中はこしあんと栗あんになっています。また、どちらのサイズも木型(別売)を注文するとオーダーで作ることも可能とのこと。結婚式や法事のお遣い物として利用される方もいるのだとか。
夏は冷やして秋冬春はそのままで楽しめる姫路銘菓、贈り物としてはもちろん、贈り物をしたついでに自分用にもつい買ってしまいそうな美味しい和菓子でした。はりま家紋は小川堂安芸国さんの店舗で購入できるほか、公式サイトからお取り寄せ可能です。ご贈答用にぴったりの化粧箱入り、木箱入りもありました。
ショート動画(44秒)でもお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。
ご紹介したお店とお菓子
小川堂安芸国 はりま家紋 大サイズ 一個 500円(税込み)