今日は父の日&和菓子の日。急に暑くなるこの季節におすすめのひんやり和菓子を5つご紹介します。
今日6月16日は父の日と和菓子の日。父の日は6月の第3日曜日なので毎年変わりますが、和菓子の日は毎年同じ6月16日に行われる昭和54年に全国和菓子協会が作った和菓子のイベントです。もとは16の数にちなだお餅などをお供えし、厄除けや招福を願った嘉祥の日に由来します。
今年は父の日とかぶっていることもあるので、贈り物などを考えていなかった方はご家族で一緒に和菓子を召し上がってみてはいかがですか。
今回はこの季節にぴったりの和菓子を5種類ご紹介します。急に暑くなる季節なので熱中症にも気を付けたいところです。特にここ数年は梅雨を無視したような暑さが続いているので、ひんやりした甘いもので体力をつけて夏を乗り切りたいですよね。
まずは夏の和菓子の定番「水羊羹」から。さらりとしたのど越し、小豆の旨味が染みわたっておなかも適度に満たされる食欲のない時にぴったりの和菓子です。
続いて葛菓子。くずきり、葛桜、葛饅頭など、よく冷やしてさっぱりとした口当たりの葛を使ったお菓子は、見た目も涼し気でしつこくないのでこの季節にぴったりです。
次は外郎菓子。京都には6月の末の夏越の祓に厄除けや暑気払いで多くの方が食べる「水無月」というお菓子があります。もっちりとした弾力に甘納豆などが乗った氷室を模した京都発祥のお菓子です。少し冷やして頂くと心も体も癒されそうです。水無月は6月末に向けてネットでもお取り寄せの予約注文を受け付けている京都のお店もあります。興味のある方は検索してみてくださいね。
続いてわらび餅。弾力のある食感と食べ応えがあるのにひんやりさっぱりと食べやすい和菓子です。高級な本わらび粉が多く入った、深みのある風味のわらび餅から、淡い色のくせのない風味とつるんとした食感をきな粉や黒みつと楽しむものまで様々です。
最後はフルーツ大福です。旬のフルーツを閉じ込めたフレッシュで食べ応えがあるのにさっぱりとした和菓子、大ぶりのフルーツがあんこや冷たいホイップクリームなどと合わさり、食欲のない時にでも美味しくいただけそうな和菓子です。
急に暑くなるこの季節にぴったりの和菓子5つ、いかがでしたか。お近くの和菓子屋さん、スーパー、百貨店をはじめ様々な和菓子が販売されていますので、ぜひ父の日&和菓子の日にはご家族で和菓子を召し上がってみてくださいね。
動画では和菓子の水無月を作る様子をご紹介しています。