【武蔵村山市】みかん狩りのシーズン到来!狭山丘陵の恵みをいただきます!小林農園
武蔵村山市の気になるスポットを紹介している地域情報ライターのむさむらんどです。
この季節に忘れてはいけない武蔵村山の特産品と言えば何といっても「みかん」です。市内の狭山丘陵南側にはみかん農家がいくつかありますが、手ぶらで手軽にみかん狩りが楽しめるんですよ!
その年により開園時期は異なりますが、今年は11月1日から開園している小林農園に行ってきました。「中藤」バス停近く青梅街道沿いに「みかん狩り」と書かれた看板があります。ここを曲がり神社の横の坂を登っていくと見えてきます。
小林農園は昭和35年ごろからみかん栽培を始めたそうで、その歴史は60年以上!ロケーションも素晴らしく、東京にいながら故郷に帰ってきたような気分を味わえます。
受付で入園料700円を払います。90分みかん食べ放題です!これは気合い入りますね!持ち帰りは1kgあたり500円。
受付ではみかんの上手な「狩り方」を教えてもらいました。みかんは引っ張らずに支え、まずヘタの少し上にハサミを入れ切り離します。その後、ヘタのギリギリを二度切りします。こうすることでみかん同士がぶつかっても傷つかないんですね。
カゴとハサミを受け取ったらいざ園内へ!目の前に広がるみかん畑!これは圧巻!どの木にもみかんがたわわに実っています。この景色はテンション上がりますね!こちらでは約70アールの畑に400本もの木が植えられているそうです。
武蔵村山のみかんは温州みかんを改良した「宮川早生(みやがわわせ)」という品種で、甘味の中にほどよい酸味があるのが特徴です。狭山丘陵で収穫されるので「東京狭山みかん」というブランドで親しまれています。
みかん畑を眺めているだけでも嬉しくなってしまいますが、我を取り戻しさっそくひとつ収穫していただいてみます。
皮をむいてみるとフレッシュなみかんの香りが漂ってきます。
ひと房、口に運んでみると「うん、甘い!」陽の光をたっぷり浴びているのが美味しさの秘密でしょうか。どんどん食べ進んでしまいます。
小林農園三代目の小林卓矢さんによると、今年は猛暑の影響もあり豊作。甘みも強いみかんが育ったそうです。これはもうみかんの当たり年じゃないですか!
斜面にあるみかん畑からは街並みが望めます。園内はお弁当の持ち込みもOK。レジャーシートを敷けるスペースもあるので、ピクニック気分が味わえますよ!(みかんの皮以外のゴミは持ち帰りです)
初日は平日にもかかわらず200人近くが訪れたそうです。みなさん今年のみかんを心待ちにしていたんですね。
秋晴れの中、園内を1時間くらい散策しながらみかんを食べ大満足!お土産に30個ほど収穫もしました。
受付に戻って計量です。3kgで1,500円でした。小林農園のみかん畑は、今年は11月20日まで開園が決まっています。それ以降は、みかんの残り具合によって決定するそうです。なお駐車場は予約が必要なのでご注意ください。(ホームページか電話にて予約可能)
市内には他にもみかん農園がいくつかありますので、秋の味覚を楽しみにご家族やご友人お誘いのうえ、お出かけになってみてはいかがでしょうか。