ソフトバンク内川、広島ジョンソンらが漏れた球宴の選手選出に関しメディアは活発な主張を!
来週末開催のオールスターゲーム出場選手が決まった。昨日は、スポーツ各紙とも原口文仁(阪神)や鈴木誠也(広島)などのフレッシュな選手や、日本球界復帰で5年ぶりの出場となる和田毅(ソフトバンク)などの明るい話題で持ちきりだった。しかし、その一方で素晴らしい成績を残しながら選出から漏れた選手もいる。
こういうことを単独の記事にしてきっちり報道するメディアが存在することは救いだ。欲を言えば、「ベースボールキング」には、落選した有力選手の存在を伝えるだけでなく、「彼らは選ばれるべきでは」、「○○選手より相応しい」と主張する記名コラムも掲載して欲しかった。
ここで、選出結果を個別に評論するつもりはないが、メディア各社は球宴の選手選出に関し、もっと突っ込んで独自予想や結果の論評を展開すべきだと思う。それが、プロ野球界でもっとも重要なイベントのひとつであるオールスターゲームを一層盛り上げることや、ファン投票や監督推薦はどうあるべきかという議論を活発にし、球界関係者やファンを啓蒙することにつながると思う。
球界に対し少しでも批判がましいことは一切書かない既存の大手メディアには望むべくもないだけに、球界とのしがらみが少なそうに見える新進ウェブ系メディアには期待したいところだ。