【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part197:焼酎の瓶の底をひじで叩く 他
みなさん、こんにちは~!
今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお楽しみくださいね~♪
韓国ドラマを見ていると、私たち日本人にはよくわからない不思議な行動をしていることがありますよね?
ここでは、そんな韓国ドラマの不思議な行動やシーン、そしてその理由をジャンジャン紹介していきますよ!
さぁ、それではさっそく今回の不思議を見ていきましょう!
今回は、お酒を飲むときによく出てくる不思議を2つ紹介します^^
「横を向いてお酒を飲むのはナゼ?!」
食堂や屋台、居酒屋、おしゃれなバーなどでお酒を飲んでいるシーンって、韓国ドラマにはよく出てきますね。
職場の会食が多い韓国ですが、この会食の席でもやはりお酒は欠かせません。
そんなお酒を飲むシーンをよく見てみると、なぜか横を向いて飲んでいることがありませんか?!
日本人には見慣れない行動ですが、いちいち横を向いて飲むのはなぜなのでしょうか?
実は、横を向いてお酒を飲むというのは、目上の人に対するマナーなんです!
これは儒教の教えに基づいている重要な礼儀作法なんですね。
韓国はキリスト教や仏教、または無宗教という人が多いのですが、この儒教の影響というのは今でも生活のなかに色濃く残っています。
儒教の教えのなかで特に重んじられているのは、「年長者を敬うこと」なんですね。
そのため、韓国では出会ってすぐに年齢を聞くことが多いんですよ。
これは相手が年上なのか、年下なのか、または同い年なのかによって、言葉遣いや呼び方が変わってくるためです。
日本では1~2歳くらいの年の差はあまり気にしないことも多いですが、韓国では1歳でも年の差があれば上下の関係をはっきりさせ、接しなければなりません。
この「年長者を敬う」という儒教の教えが、お酒の飲み方にも表れているんですね。
年長者や目上の人とお酒を飲むときは、こんなことに気をつけなければなりませんよ!
・乾杯でグラスを合わせるときは、年長者のグラスより自分のグラスを少し下げて合わせる
・年長者がお酒を注いでくれるときは、片手ではなく必ず両手を添えて受ける
・年長者の前で飲むときは、正面に向き合わないように少し体を横に向けて、視線を避けるように口元をそっと手で隠しながら飲む
ちょっと細かいようにも感じられますが、とっても大事なマナーなんです!
ドラマのなかでは上司と行く会食の席などでよくみられるので、ちょっと注目してみて下さいね!
それでは2つ目の不思議にうつりましょう!
「焼酎は飲む前に瓶の底をひじで叩く」
つづいてもお酒を飲むシーンでよくみられる不思議です!
韓国ドラマのなかには、美味しそうな料理とお酒を楽しむシーンがたくさん出てきますよね。
会食ではサムギョプサルと焼酎、雨の日はチヂミとマッコリ、夜食にはチキンとビールが定番です。
そんなお酒大好きな韓国の人たちのあいだで、もっとも愛されているお酒といえば「소주/ソジュ」、韓国焼酎です!
緑色の瓶に入った「소주/ソジュ」は、ドラマのなかにも頻繁に出てきますよね。
この焼酎を飲むとき、ちょっと不思議な行動を見かけることがあります…
焼酎を飲む前に瓶をクルクルと回して、さらに瓶を逆さまにして底をひじでコンコンと叩いているシーン、見たことありませんか?
さらに、ふたを開けて瓶の口のところを指で弾くように叩いていることもあります。
この行動にはいったいどんな理由があるのでしょうか?!
今ではアルミのふたですが、その昔、焼酎はコルクで栓をしていたんです!
コルクの栓というとワインが頭に浮かびますよね~!まさか、焼酎のふたに使われていたなんて!ビックリです!
焼酎の瓶を逆さまにして底をひじで叩いたり、瓶の口を指で弾くのは、このコルクを抜きやすくするために始まったようなんですね~!
また、昔は焼酎の材料にサッカリンという人工甘味料が使われていました。
そのサッカリンが瓶の底に沈殿してしまうので、回したり、逆さまにしたりすることで全体に行き渡らせるという意味もありました。
ほかにも諸説あるのですが、実はこんな理由があったんですね~!
現在は焼酎のふたもコルクではありませんし、材料も昔とは変わっているので、瓶を回したり、叩いたりする必要な特にないのですが…笑
その時代の名残が、今では飲み会を盛り上げるパフォーマンスとして使われているんですね~!
みなさんも、焼酎を飲むときに韓国ドラマ気分で真似してみてはいかがでしょうか?!
きっと盛り上がりますよ~♪
いかがでしたか?
今回は、お酒を飲むシーンによく出てくる不思議を2つ紹介しました!
日本人の目には不思議に映る行動ですが、実はこのような理由があったんですね~!
不思議な行動の理由を知ると、韓国ドラマがもっと面白くなりそうですね^^
それでは、また次回もお楽しみに~☆