「群馬を握る、まぐろ問屋 いちもん」ここでしか味わえない群馬ネタが北海道より旨くてびっくり【高崎市】
群馬を握る、まぐろ問屋 いちもん
群馬県創業の回転寿司 いちもんに ”群馬の食材を使った創作寿司メニュー”があるということで、行って参りました。
結論から言うと、北は北海道から南は石垣島まで私が今まで食べたお寿司の中で長年1位だった北海道の"トリトン"を抜く感動がありました!
今日は、期待の斜め上を行った「群馬を握る、いちもん」のお寿司をご紹介します。
群馬を握る、まぐろ問屋 いちもん 高崎新保店
令和2年7月に店舗リニューアル、同時に店名が「群馬を握る、まぐろ問屋 いちもん 高崎新保店」となりました。(GoogleMap)
育英大学・短大の北1kmのところにあります。(この周辺は高崎市と前橋市の市境が複雑に入り組んでいます)
まぐろ問屋としてのプライドを感じさせる看板。群馬県民は、まぐろが大好きですよね。
店頭には「ただいま、群馬握り中だぃね」「群馬がうめぇんさ」と群馬弁が炸裂した旗がはためいています。
混雑する時間帯を外して遅いランチに伺いました。(おなかペコペコ)
店頭の看板でも「上州かかあ天下 五貫盛り」をおススメしてますよ。
店内は清潔でスタイリッシュな雰囲気です。
現在は回転レーンでお寿司を流すのはパフォーマンスとして繁忙時間帯に若干行う程度だそうです。(子どもは喜びますからね)
オーダー毎に寿司職人が丁寧に握っています。
群馬を握る、いちもんの寿司
群馬自慢の食材をネタにしたお寿司って、趣旨と目新しさには惹かれるけれど満足感はどうかな…?
まずは、店頭の看板でおススメしていた「上州かかあ天下セット」を注文。
『うちのかかあは働き者で天下一品』そんな働き者のかかあが丹精込めて作った食材を一皿に盛り込みました。
・うずら卵と黒豆納豆とろろ軍艦(高崎クエイル・下仁田納豆)
・赤城牛みすじトリュフ風味炙り(鳥山畜産)
・たむらや握り(たむらや)
・漬けまぐろと糖しぼり大根握り(グリンリーフ)
・ギンヒカリ(あずま養魚場)
詳細は公式HP:お品書き をご覧ください(メニューPDF)
ふつうの真鯛の握りに見える「たむらや握り」は、真鯛の下に大葉と”たむらや特製みそ漬け大根”が潜んでいましたよ。
真鯛の淡白な味わいにパリッとしたみそ漬けの食感が絶妙です!
「漬けまぐろと糖しぼり大根握り」は、口の中で溶けてしまう漬けまぐろとパリパリの糖しぼり大根が混ざり合っておいしい~♪
高崎クエイル(高崎市)のうずら卵・大粒黒豆納豆・とろろの組合せが濃厚ねっとり。うずらの卵ってこんなにおいしかったんですね。
群馬の最高級ニジマス「ギンヒカリ」の握りは生臭みが全くなくて美味、「赤城牛みすじトリュフ風味炙り」が一皿に加わっていることで満足度も大幅アップ↑↑
「上州かかあ天下セット」を事前にホームページで見た時には、さっぱりと軽くいただくお寿司というイメージでしたが、食してみると全5貫それぞれの完成度の高さに驚きました。
味と食感の違いが楽しく、一貫一貫うんうんと頷きながらいただきました。
いちもん自慢の群馬の握り、まだまだあります!
上州かかあ天下セットで心が満たされた私ですが、せっかくなのでそのほかの”群馬の握り”もいただきましょう♪
テーブル脇に運ばれたワゴンの上で炎に包まれたのは・・・
「赤城牛サーロイン」です。贅沢ですねー。
お肉の厚みも程良く、寿司一貫で食べる赤城牛サーロインは最高でした。
『霜降りだけに重みをおかず、赤身のやさしい甘味、すっきりと旨味を感じる脂など、牛が本来持っている肉の質にこだわったオイシイ牛肉』と説明されていますが、まさにその通りです。
石垣島で期待して食べた石垣牛の握りと比べても、こちら方が断然おいしかったです!
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糀屋(高崎市) 自家製塩麹を使った「塩麹の炙りたこ」
塩麹に漬けて柔らかく旨味を増したタコを炙ったら、もちろんおいしくなりますね。
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たまむらとうふ「ふっくら油揚げの棒いなり」
黒米をつめたヘルシーでおしゃれなおいなりさんです。
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「こんにゃくいなり三種」卵黄ソース・梅・シソ
見た目より軽いプルプル食感がなんとも楽しいこんにゃくいなりは、定番のお寿司の合間に食べるのも良い感じ。
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〆は「名物いちもん巻」です!
ネギトロ・糖しぼり大根・キュウリの太巻きに、濃厚うずらのツヤツヤ漬け卵をトッピングされています。かわいいですね。
シャキシャキ感とねっとり感でこれもまた満足度高し!おなかもいっぱいです~
まとめ
「いちもん 高崎新保店」に本当に久しぶりに訪れたら、今や回転寿司ではなく、店名どおり「群馬を握る、まぐろ問屋 いちもん」に生まれ変わっていました。
群馬ならではの食材を活かしたメニューの完成度の高さに驚き、初めての食感や味との出会いを楽しみました。
もちろん北海道や築地などお寿司のおいしいお店はたくさんありますが、地産の食材を使ったメニュー開発に大変な努力が感じられ、ネタの鮮度とは別の部分で感動したお寿司は初めてでした。(漬けまぐろのとろけ具合も一番でした)
皆さまも「群馬を握る、まぐろ問屋 いちもん」で、群馬県産ネタのお寿司を味わってみてくださいね♪