【高崎市】榛名山の観光スポット「榛名湖畔の宿記念公園」で紅葉を楽しむ
今日は、榛名湖を一望できる観光スポット「榛名湖畔の宿記念公園」をご紹介します!
榛名湖畔の宿記念公園 どこにある?
「榛名湖畔の宿記念公園」は榛名湖の西側、湖畔一周道路から少しだけ逸れたところに入口があります。観光バスも駐車可能な広い無料駐車場があります。
榛名湖畔の宿記念公園
駐車場から道路を挟み、こちらが公園の入口です。
榛名湖畔の宿記念公園は、平成元年に完成しました。
階段を上ると、まず「イベント広場」の屋外ステージがあります。コロナ禍の今だからこそ、もっと活用されたら良いですね。
更に少し上ると、こちらが「榛名湖畔の宿記念公園」のメイン「展望広場」です。
中央に彫像2体があります。
紅葉する樹々と彫像の後ろ姿
「メロディーフェンス」左側から順番に叩くと「湖畔の宿」のメロディーを奏でられます。(所々鳴りませんでしたが)湖畔の宿の曲の雰囲気は感じられました。
「湖畔の宿」は 昭和の名曲
「榛名湖畔の宿記念公園」が記念している「湖畔の宿」とは何でしょう?
昭和初期に高峰三枝子さんが歌って大ヒットした歌謡曲「湖畔の宿」の湖畔が榛名湖畔であることを記念しています。今の言い方では「聖地」ですね。
昭和15年に発表された歌謡曲「湖畔の宿」の湖畔が榛名湖畔であると判明したのは、ナント昭和63年。
昭和63年に作詞家の佐藤惣之助さんが書いた手紙(昭和17年に榛名湖の「湖畔亭」で働くお気に入りの仲居さんに宛てた手紙)が発見され、その手紙の中に「『湖畔の宿』は榛名湖のことではあるが、あの中のことは全く夢だよ。ああいう人もあるだろうとおもったので書いたもの。宿は湖畔亭にしておこう」と記されていたことから「榛名湖畔」と確定されたそうです。
余談ですが・・・
佐藤惣之助さんは、先妻を亡くした直後の昭和8年に現在の前橋市出身の萩原朔太郎さんの妹 愛子さんと再婚。
萩原家の実家が前橋ということで、榛名湖をよく訪れたようです。
榛名湖畔の宿記念公園 まとめ
高台から榛名湖を一望できるスポットはあまり無いので「榛名湖畔の宿記念公園」からの眺めはなかなか良いものでした。榛名湖と榛名富士が美しい構図で望めます。
すぐ近くにもうひとつの観光スポット「竹久夢二アトリエ」もあります。次回は竹久夢二アトリエをご紹介します。
【詳細情報】
施設名:榛名湖畔の宿記念公園
住所:高崎市榛名湖町849(GoogleMap)
駐車場:あり 無料(約80台 大型車可)
高崎観光協会「榛名湖畔の宿記念公園」ホームページ
※記事掲載の画像は2022年10月27日撮影です