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【高崎市】七五三詣りで華やぐ11月の「山名八幡宮」へ。地域に開かれた安産・子育ての宮

Takasaki_asagi地域情報ライター(高崎市)

11月と言えば「七五三」ですね。
安産・子育ての宮として有名な「山名八幡宮」は、この時期どのような雰囲気でしょうか。

今日は、11月の山名八幡宮の様子をご紹介いたします。

山名八幡宮 どこにある?

山名八幡宮は上信電鉄「山名駅」に隣接しています。
境内に電車が通り、駅があるという方が正しいのかもしれません。(住所:高崎市山名町1510-1 GoogleMap

境内紹介図(画像:山名八幡宮HPより)
境内紹介図(画像:山名八幡宮HPより)

上の境内案内図を参考にしながら、山名八幡宮の境内を進んでみましょう。
(説明文は山名八幡宮HPより引用)

七五三詣りで華やぐ山名八幡宮

案内図〈二〉随神門
上信電鉄の線路をくぐると見えてくる随神門。手前には白い神馬が祀られており、社殿側には随神が祀られています。神馬が祀られている随神門は珍しく、その表情も見所の一つです。

随神門
随神門

白い神馬が祀られています!

随神門
随神門

平日の午後ですが、七五三詣りの記念撮影中のご家族をお見掛けすることができました。

袴姿がかっこいい五歳の男の子。両家お揃いでとても賑やかに撮影されていて喜びが満ち溢れていました。

(※写真撮影及び掲載の許可を戴いております)
(※写真撮影及び掲載の許可を戴いております)

案内図〈三〉手水舍
元禄十三年(1700年)に奉納された石の手洗い場があります。また、昭和50年に執り行われた800年祭の記念事業として、吉永草玄により、手水舎の天井板に「鳴き龍」が描かれました。

右:手水舎 /  鳥居奥:陰陽神木
右:手水舎 / 鳥居奥:陰陽神木

案内図〈六〉陰陽神木
子宝に恵まれると言われる山名八幡宮の陰陽神木は、樹齢300年以上の大木です。
日本神話の中では、伊邪那岐命と伊邪那美命が天之御柱(神木)を回り、沢山の御子神を授かったとされています。

左:神木  /  右:手水舎
左:神木 / 右:手水舎

案内図〈一〉本殿・幣殿
山名八幡宮の本殿は 江戸時代中期に前橋藩主・酒井雅楽頭によって再建された古建築物で、
本殿を飾る彫刻群は 明和六年(1769年) 彫刻物師・関口文治郎の手によって彫られたもので、市の重要文化財に指定されています。

本殿・幣殿
本殿・幣殿


本殿の前でも、七五三詣りの記念撮影中のご家族をお見掛けすることができました。

紙風船を傘の上で回転させる難しいシーンの撮影中でした。上手にできていますね♪

晴れ姿が美しい娘さんを笑顔で見守るご両親がとても幸せそう。素敵なご家族ですね。

(※写真撮影及び掲載の許可を戴いております)
(※写真撮影及び掲載の許可を戴いております)

本殿の彫刻群は、奥にあります。

これはすごい!素晴らしいです。

平成3年に1年をかけて「極彩色」に、日光の小西美術工芸が塗り上げた「神を守る動物」だそうです。6種類の動物のいるお宮は関東ではここだけとのこと。良いものを拝見することができました。

案内図〈九〉授与所
ドバイ万博「日本館」などの建築を手がけた 日本を代表する女性建築家である永山祐子さんの設計により2016年に生まれ変わった授与所は、元々の躯体を活かしながら、100年後の人々にも受け入れられるような空間です。
御祈願の受付や御守の授与、御朱印の受付などを行っています。

授与所
授与所

本殿の裏手には、絵馬掛所とおみくじを結ぶ場がありました。

本殿に沿ってぐるりと進むと左手に弁財天があります。

左:弁財天
左:弁財天

案内図〈八〉弁財天
芸術、音楽、学問、財宝、縁結びの神とされる弁財天。利根川の源流の一つである鏑川沿岸地域で、由緒ある寺社を巡る「鏑川七福神」の一柱として祀られています。

弁財天
弁財天

弁財天の前を通り、緩やかな坂道を下って随神門まで戻ります。

随神門の脇には「天然酵母・無添加パンのピッコリーノ」があります。(公式Instagram
『赤ちゃんも子供も安心して食べられる「ピッコリーノ」のパンは、安産や子どもの成長を願うご家族にぴったりのパン』ということで、山名八幡宮の境内に店を構えています。

随神門とピッコリーノ
随神門とピッコリーノ

お子さま連れ大歓迎の「ミコカフェ」(公式Instagram)もありますよ。
山名駅の踏切を渡ってすぐの建物2階が「ミコカフェ」です。

境内では「なんぱち縁起市」も開催されます。(山名八幡宮 公式Instagram

神社は安産祈願やお宮参りなど、特別な「ハレの日」に訪れるためだけに存在しているわけではありません。神社は古より、公の場としての役割があり、日常的に人々が集う地域の中心として存在してきました。
山名八幡宮では、今一度、神社の本来のあるべき姿を見つめ直し、「ハレの日」はもちろん「日常の場」として人々が集まり、心の拠り所となる神社を目指しています。

(山名八幡宮ホームページより)

山名八幡宮はとてもオープンで、たしかに「日常の場」として人々が集まり心の拠り所となっていると感じました。そこには歴史と由緒、憩いの場、おいしいものまで揃っています。

大安吉日の土休日には、七五三詣りのご家族でさぞかし賑やかなことでしょう。
皆様もぜひ山名八幡宮を訪れてみてくださいね。

【詳細情報】
名称:山名八幡宮
公式HP. .公式Instagram. .公式Facebook

住所:高崎市山名町1510-1(GoogleMap
電話:027-346-1736

駐車場:あり 無料

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地域情報ライター(高崎市)

住むなら高崎!環境も便利さも安全性も最高!と満足しつつ、知らない土地へ旅に出ることが多かった過去十数年。Stay Homeを経て改めて地元高崎に注目してみたら魅力的で気になるスポットがたくさん増えていてびっくり! これからは高崎を旅するように歩いて、地元の魅力をひとつひとつ味わい尽くします。

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