9月も後半に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。家事のやる気もそがれる暑さですが、今のうちにやっておくと年末に特することもありますよ。元家政婦でプロ主婦の筆者が、今やっておけば年末の大掃除を回避できる家事をご紹介します。

キッチン換気扇の掃除は今しよう！

キッチンの換気扇は、大掃除のときくらいしかやらない場合が多いですよね。逆に、大掃除といえば、キッチンの換気扇と思う人もいるかもしれません。でも、油汚れが多いキッチンの大掃除を寒い季節にするのは、おすすめではありません。

なぜなら、油汚れは冷えると固まる性質があるから。落としやすくするために、強い洗剤を使ったり、お湯を使ったり、ゴシゴシこすったりする必要が出てきます。まだ気温が高い9月なら、油汚れも暑さでゆるんでいるため、落ちやすいのです。油で汚れたキッチンの換気扇が、ラクにキレイにできますよ。

つけおきのほったらかしでOK

気温の高い時期の換気扇掃除は、つけおき洗いのほったらかしでOKです。アルミなど金属製ではないなら、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かしたものに1時間ほど漬けておきましょう。

金属製の換気扇の場合は変色やサビの恐れがあるため、食器用の中性洗剤をぬるま湯にとかし、1時間ほどつけおきします。

つけおきのあとは、柔らかいスポンジなどで軽くこすり、水で流していきましょう。ついでに五徳なども、一緒につけおきするのもおすすめです。

100均のつけおき洗い用袋が便利

換気扇が入る容器がない場合は、シンクでつけおきをするのがいいですよ。ダイソーには、シンクでつけおきをする際に使える、「おけ置き洗い袋」が売られています。シンク以外に、衣装ケースなどに被せて使うこともできますよ。手軽に使えておすすめです。

今やって年末はラクしよう！

大掃除というと年末のイメージがありますが、寒い季節は油汚れが固まっていて、じつは汚れが落としにくい時期。気温の高い今のうちにガンコな油汚れを落としておき、年末はラクしましょう。つけおきで汚れが落ちるから大変ではないですよ。ためしてみてくださいね。

※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の見解、体験を含みます。

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