花粉対策!「臭わせない部屋干し」の基本3選 洗濯研究家4児ママ実践
洗濯研究家の平島 利恵です。
暖かくなり、花粉のシーズンが到来しています。
この季節は、洗濯物を外に干さない方も多いのではないでしょうか。
濡れた洗濯物には花粉が付着しやすいため、花粉症の症状を抑えたい方は、部屋干しがおすすめです。
今回は、部屋干ししても「匂わせない」洗濯のコツを解説します。
これは、雨の日の部屋干しにも活用できます。
部屋干し臭の原因は雑菌の繁殖
部屋干し臭予防には衣類を清潔に洗い、早く乾かし、雑菌の繁殖を抑えるのがポイントです。
[基本1]洗濯槽を清潔に
部屋干し臭の原因となる、菌の繁殖を抑えるために清潔な洗濯が欠かせません。
カビだらけの洗濯槽では、どんなに気を使って洗濯しても、菌が衣類に残ってしまいます。
もし、数ヶ月洗濯槽を掃除していない方はこの動画をご覧ください。
こんな洗濯槽で洗濯をしていたら、部屋干し臭がするのも納得ですよね…。洗濯槽洗浄は月に一度の習慣にしましょう。
[基本2]よく洗い・よくすすぐ
部屋干しの際は、衣類に残る雑菌を減らすことが大切です。
衣類量を減らして清潔に洗い、すすぎ2回以上でしっかりすすぎましょう。
特にすすぎの回数は、ニオイに大きく影響します。「すすぎ1回」の洗剤であっても2回以上すすぎましょう。
[基本3]すぐに干す
雑菌は湿度が高いほど繁殖します。洗濯後は洗濯槽からすぐに出し、干しましょう。乾燥機や乾燥機能がある場合は、活用するのがおすすめです。
早く乾かすための3つのテクニック
部屋干しでは、タオルやパーカーなどの厚手のものが乾きませんよね。
部屋干し臭を防ぐため、洗濯物が早く乾くテクニックを3つ紹介します。
1.柔軟剤をつかう
洗剤だけで洗濯するのに比べ、柔軟剤を使う方が早く乾きます。
また、柔軟剤で静電気を予防すると、外出時の花粉吸着を減らす効果もあります。
部屋干しの場合、外干しより香料が残りやすいため、必ず計量し、香りが苦手な方は無香料の柔軟剤を使いましょう。
2.衣類同士の間隔はこぶし1つ分
衣類が空気に触れる面積を増やし、早く乾かしましょう。
早く乾くハンガーなどを活用するのもおすすめです。
衣類の間に風の通り道を作れるハンガーです。
3.エアコン・サーキュレーターを活用
室内の空気を循環させ、洗濯物に風を当てることで、早く乾かします。
エアコンと併用する場合は、エアコンの正面に並列に置きましょう。
「部屋干し臭」は当たり前ではない!
「室内干しは部屋干し臭がする」と諦めている方は、ぜひ洗濯の仕方を見直し、清潔な洗濯を意識してみてください。
①洗濯槽掃除②衣類量を減らす③すすぎを増やす の3つを変えるだけでも、部屋干し臭の抑制に大きな効果があります。
まだまだ長い花粉シーズンの洗濯のお悩みが解消されると嬉しいです。
もっと詳しい対策を知りたい方はこちらをご覧ください。
https://rinenna.jp/blogs/column/20240215
洗濯のお悩みやお困りごとがあれば、InstagramのDMからお気軽にご相談ください!