【京都府長岡京市】明智光秀やガラシャゆかりの城跡で3年ぶり名月の宴 勇壮可憐な演舞や伝統芸能披露!
長岡京市文化協会が主催する「長岡京市制施行50周年記念第31回名月の宴」が中秋の名月となった2022年9月10日(土)、日本の歴史公園百選にも選定されている勝龍寺城公園で開催されました。
オープニングでは「京都・長岡京おもてなし武将隊つつじ」が勇壮可憐な演武を披露しました。勝竜寺城は、戦国時代に細川玉子(後のガラシャ)が細川忠興との新婚時代を送ったといわれ、2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の主役・明智光秀、そして信長上洛のキーマンとなる細川藤孝(幽斎)ともゆかりの深い場所です。
そんな長岡京市の魅力を全国に伝えるために誕生した同会から、この日は、明智光秀、細川玉子(ガラシャ)、細川忠興、明智光慶、三宅弥平次(明智秀満)、細川藤孝(幽斎)、松井康之が勢ぞろいしました。
特設ステージでは、地元愛好会などによる大正琴やオカリナの演奏、詩吟、尺八、日舞などの伝統芸能が披露されました。
また長岡京市の竹ヤブ管理をし、放置竹林の整備、「京都軟化栽培法」によるタケノコ栽培、竹利用として竹炭・竹酢液、身体や環境に優しい手作り石鹸、竹パウダーの製作などの協働活動をしている「おとなりさんバンブーランド」から竹灯篭30点が飾られました。
市制50周年を記念して市内の小学生たちが、8月3日(水)と8月9日(火)に行われたランタンづくり教室で作成したランタン50個も展示。牛乳パックで組み立てたランタンにLEDキャンドルが仕込んであり、綺麗な輝きを放っていました。
さて、肝心のお月さんは、小雨模様で一瞬顔を出すくらいでした。名月とはいきませんでしたが、雲の後ろで一生懸命輝こうとする姿が愛らしかったかも知れませんね!
長岡京市文化協会事務局 (外部リンク)長岡京市開田1丁目1−1(長岡京市教育委員会教育部文化・スポーツ振興課内)075-955-9734