昨年の2023年11月25日から、小平市花小金井3丁目の川里農園で熟成焼き芋が楽しめるようになりました。店主さんによるとさつまいもが無くなり次第終了のようですが2月末ぐらいまだあるかな？　という感じでしたので、お早めにご購入するといいかもしれませんね。

川里農園の冬季限定焼き芋は通常のものとは異なり、しっかりと熟成させたさつまいもの紅はるかを使用しており、ねっとりとした凝縮された甘味が特徴を使っているようです。店主さんはこの品種の糖度とねっとりとした食感に魅了され、穫れたてのさつまいもを専用装置で数ヶ月間デンプンを糖化させ、より甘い味わいに仕上げているそうです。この焼き芋を食べてしまうと他の焼き芋を食べられなくなるのは私だけでしょうか？

店主さんのこだわりの熟成焼き芋作りは7年前から始まったそうです。焼き芋が好きでさつまいもの栽培を始め、3年前からは真剣に焼き芋屋を営むようになったと語ります。焼き芋への愛情から始まったさつまいも栽培で、友人に熟成焼き芋を振る舞ったことがきっかけで販売を始めることになりました。その後も研究を重ね、生まれたのが現在の熟成焼き芋のようです。勉強熱心な店主さんがカッコよく見えますね。

実は店主さんの本業は農家ですが、焼き芋への情熱から休憩時間を割いて焼き芋を2部制で販売しているそうです。そのこだわりが熟成焼き芋の甘さと濃厚さに反映されているようです。店主さんはさつまいもの味見を3〜4日ごとに行い、最適な甘さで販売していると教えてくれました。特に甘いのは黒く出た蜜が出ている物のようなので是非買う前には黒く出た蜜があるものを選ぶとより甘いかもしれませんね。

また、看板やデザインにもこだわりがあり、デザイナーによって作成された看板は、ねっとりした焼き芋と湯気が美味しそうに描かれています。この美しいデザインが多くの人の興味を引いているのかもしれません。この看板を見て思わず買ってしまいますよね。

さらに、この焼き芋はレストランやカフェでお馴染みの食べログに掲載されるほどです。農家が食べログに載ることは珍しいことで、川里農園の評判が高いことを示しています。

夏場には美味しい農産物を提供しており、甘いとうもろこしや濃厚な枝豆が地域で人気を博しているとのこと。店主の情熱とこだわりが詰まった、冬季限定の美味しい熟成焼き芋をぜひ試してみる価値がありそうです。とうもろこしも枝豆もほんとに美味しいですよ。

川里農園→〒187-0002 東京都小平市花小金井３丁目１１−１