「そんなもんだ」と思ったら育児はラクになる!
こんにちは!保育士ごんちゃんです。
現在、保育士として地域の公民館や療育教室で親子遊び講座をしたり、地域の保健師さんと一緒に子育て講座にまわったりするような働き方をしながら、子育てに関する情報発信をしています。
今回は私が育児で大切にしていて、日々の子育てを無理しないために実践していることをご紹介します。
今回の記事は音声配信(Voicy)でも聞くことができます。
▼そもそも育児はうまくいかなくて当たり前
私は日々娘の子育てをする中で、なかなか自分の思い通りに物事が進まないときに「うまくいかなくて当たり前」「こんなもんだ」と思うようになって、育児のイライラが減りました。
子どもという一人の人間を、生まれたばかりで何もできない状態から自立できるようになるまで育てていくのですから、そもそも子育てが簡単なわけがありません。
特に子どもが「イヤイヤ期」と呼ばれる第一次反抗期を迎えると、親は「なんでうまく物事が進まないんだろう」「なんで言うことを聞いてくれないんだろう」と悩むことも多いですよね。
だから「言う通り全部の物事がうまくいくはずなのに」「もっとこうできるはずなのに」と思うと、どうしても理想が高くなってしまい、自分や子どもに求めるものも大きくなってしまいます。
でも、そもそも自分とは違う人格の他人を自分の思い通りにコントロールするのは無理なんですよね。
子どもや自分に期待しすぎずに「こんなもんだよね」と思えるようになると、育児はずいぶんラクになるような気がします。
Instagramで出会ったフォロワーさんで、ご自身の子育ては落ち着いて、お孫さんがいらっしゃる人生の大先輩もこんな風におっしゃってました。
「わが子って自分の子なんですけど、結局自分とは全く別のひとりの人間なんですよね。思い通りになるわけないじゃーんって思ったら結構ラクになりましたよ!」
まさに私もそうでした。「思い通りになるわけないし、思い通りになったらラッキー!」と気をラクに持てると少し余裕が生まれるんじゃないでしょうか。
▼育児本や子育てハウツーの参考もほどほどに
私自身も子育てに関する情報発信をしている身ではありますが、特にハウツー系の情報はほどほどに参考にするのがオススメです。
育児で迷ったとき、同じように子育てをしているママやパパ、子どもの育ちの専門家の方が発信する情報はとても参考になりますよね。
私も日頃から書籍やインターネットで子育てに関する情報を探すことが多く、知っていることが増えれば子育てで試せることも増えるので、情報を取り入れるのは良いことだと思っています。
ただ、その情報を鵜呑みにしすぎたり、うまくいくはずと思いすぎることには注意が必要です。
SNSなどで子育て中の方の発信を見ていると、すごくうまくいっているように見えることがありますよね。でも実際その投稿に載っている写真やエピソードは、日常のほんの一部です。
子育て中の人はみんな何かしら悩みながら、うまくいかないことを抱えながら子どもとの日々を過ごしていると思います。そんなもんです♪
また、保育士や幼稚園教諭など子どもの育ちに関わる仕事をしている人などが実践している「子どもとの関わり方のコツ」はあるとしても、すべての子どもに共通して必ずうまくいく方法というのは存在しません。
そのため、ハウツー系の情報も参考程度に試してみて、結果や効果を求めすぎないことが大切だと思います。
親は子どもの行動を完璧にコントロールする存在ではなく、子どもの自立をそばで見守り手助けをするサポーターでいられたら素敵ですよね。
サポーターにも間違うことはあるし、うまく手助けできないことがあって当然です。あまり自分にも子どもにも求めすぎず、一緒にいられる時間を楽しんでいけるといいですね。
<SNSでも子育てに関する情報発信をしています>
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最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!