【京都市】ご利益別初詣どこ行く? 子授け・安産・子育てならここ 月延石や御香水 古来よりの神秘伝承!
2023年も残すところあとわずか、京都では、12月13日が「事始め」と呼ばれ、注連縄飾りや門松作り、大福梅の授与、おせち料理の準備など、各所で正月の準備が始まっています。さて、初詣はどこに行く? 今回は子授け、安産、子育てに強いご利益を持つと言われる神社を紹介しますね!
「岡崎神社」は、御祭神が祇園牛頭天王(速素盞鳴尊)と奇稲田姫命の夫婦神とその八柱の御子神で、多くの御子神をもうけていることから安産の神としての信仰は厚く、腹帯を持ち込み祈願する慣わしがあります。
1178年(治承二年)には、第80代高倉天皇の中宮・平徳子(平清盛娘)が出産の折に安産祈願をしました。また境内を始め地域一帯が野うさぎの生息地で、多産なうさぎは古くから氏神様の神使いと伝えられています。境内には可愛い狛うさぎや置物がいっぱいあります。
「岡崎神社」(外部リンク)岡崎東天王町 51番地 075-771-1963
「御香宮神社」は、懐胎の身ながら出陣し、応神天皇を出産したとの故事から日本第一安産守護之大神とされる神功皇后を主祭神とすることから安産・子育ての神として崇敬されてきました。
名の由来となった境内に湧き出る御香水は、様々な病気治癒の伝承などもあり、「石井の御香水」として、伏見の七名水のひとつに数えられています。
「御香宮神社」(外部リンク)京都市伏見区御香宮門前町174 075-623-0559
松尾大社の大鳥居を約四百メートル下がったところに鎮座する摂社「月読神社」は、境内に神功皇后ゆかりの安産信仰発祥の石「月延石」を奉祀することから、「安産守護のお社」として崇敬を集めてきました。懐妊中の神功皇后がこの石で腹を撫でて出陣し、後に筑紫で安産をしたと伝承されています。
「月読神社」(外部リンク)京都市西京区松室山添町15
「梅宮大社」の神域の奥には、またぐと子宝に恵まれるといわれる子宝の石 「またげ石」があります。祭神の一柱である檀林皇后がまたぐと、速やかに皇子(後の仁明天皇)を授かったと伝承されています。なお、またげ石へは、当人のご夫婦が一緒に子授けの祈祷を受けると案内していただけます。
酒造りの神様であることから、神酒鏡割りが元旦の午前零時に総代等によって行われ、5日まで神酒(樽酒)無料接待が行われます。
「梅宮大社」(外部リンク)京都市右京区梅津フケノ川町30 075-861-2730
京都市内には約800の神社があります。まだまだ紹介しますね!