30代子育て世帯 地方移住して3年 幸福度がじんわり続いている理由を共有
私たち夫婦は2020年に暮らしの環境と仕事のやり方を同時期に見直しました。
3年半が経過した今もじんわりとした幸福感が続いています。
今回は何が一番の要因だったのかを自分たちの経験を元に共有します。
寄与度を整理
最近寄与度としては田舎移住が2割、働き方を変えたのが6割、その他2割くらいなんじゃないかと思います。
今から東京で暮らすとか、海外で暮らすとかなっても、「それはそれで楽しいかも」と思える気がします。
一方で、もう一度サラリーマンをするとか、全く違う分野の仕事をするとなると大きな困難を抱えるだろうな、と想像します。
ステップを踏んで色んな経験をしましたが、どうやらストレスの少ない働き方ができているというのが、自分たちの幸福度が上げた主な要因らしいという考えに行きつきました。
私たちにとってのストレスがない働き方とは?
・仕事の内容と働く時間を自分で決められる
・働くのは平日の日中のみ(平均すると7時間程度)
・子どもが熱を出したり急な用事の際は仕事を後回しにできる
・3割くらい余白を残す(常に挑戦代を持っておく)
時間を決めて仕事をやって、朝や夕方以降は子どもとの時間を大切にして、突発的な何かあっても最優先は家族で、次にやってみたいことがあればいつでも飛びつける…という状況がすごく心地よく、仕事を無理なく&最大限の効率でまわすことが結局は暮らし全体の幸福につながってる気がします。
働き方と幸福度
私たちは仕事の内容と働く時間を自分で決めて働くことを選び、常に少しだけ余白を持っておくことを心がけています。そして、仕事も家事も子育ても完全に2人3脚体制をとっています。
収入面ではサラリーマンの時の方が稼げていたかもしれません。
今の働き方は立場的にも弱く不安定です。
それでも、少しでも余白があることで心身が穏やかになり、突発的なことも受け入れられ、パートナーのサポートにもまわることができます。
私たちが幸福を感じられる根底には「働き方」が適切な状態にあり、その上で余白をつくれているからだと考えられます。
地方移住と幸福度
私たちは幸福を感じられている要因の一部は田舎に移住したことにあると感じています。色んな要素がある中で2割くらいは移住のおかげかなーという感じ。
とは言え、移住の当事者としても地方には潜在的な問題や分断があるというのは感じていて、「私たちはたまたま満足してるけど、みんなが地方移住で幸せになれるとは限らない。というか…結構失敗するんじゃない?」と思えてしまったりもします。
私たちの経験からは、地方移住と幸福度に相関があるとは思えず、「人によるのではないか」という気がします。
他人とは比べないオリジナルの幸せ
話をまとめると、私たちにとって働き方を見直したことが幸せに大きく影響したし、再現性も高そうだと考えています。
一方で田舎移住したことについては、たまたま上手くいっただけと捉えてます。
とは言え、私たちにとってはどちらも切り離せない要素だとも考えています。
不安定な働き方をしても田舎でお金がかからないからやれてるし、田舎に住んでいながら地元の人と仕事で関わらず一定の距離を置いてるから平和に暮らせてる気もします。
2つが互いに補うようにして今の生活を支えてくれてる気がします。
完全オリジナルの幸せの形だと思ってます。
思っているよりも人生は長くない。
不幸せなのに我慢したり、誰かと何かを比べて一喜一憂するのは勿体ないです。
まだ見たこともない点に触れることを楽みつつ、私たちもここからまた急展開、なんてこともあるかもしれません 笑