何度も訪れたくなる地元民を虜にする長浜ラーメン店〈古き良き時代の味を超える新たな一杯をめざして〉
福岡県福岡市城南区別府(べふ)。2015年に開業し来年2025年には10周年を迎える“知る人ぞ知る”長浜ラーメンの人気店〈長浜ラーメン一新〉。最寄りの駅は福岡市営地下鉄七隈線の「六本松駅」。そこから歩いて10分ほどの距離にある。西鉄バスなら「別府橋」バス亭が最寄りで別府橋通りから一本入った住宅地や商店の立ち並ぶ一角にある。
古き良き時代の味を超える新たな一杯
一度訪れた福岡の人たちをそのラーメンの美味しさで虜にしてしまう至福の一杯。一度経験すると忘れられず、その味を求めて何度も訪れたくなるお店。そんな〈長浜ラーメン一新〉は、古き良きオールドスタイルの長浜ラーメンの味を体現できると同時に、その味を超える新たな一杯を提供している。
住宅の多い場所柄、地元に根ざし、地域に寄り添った御用達のお店。そんなイメージはあるものの自身のように離れた場所からでも定期的に足を運ぶ人も少なくない“知る人ぞ知る”人気店。当然、昼も夜もラーメンをメインとして提供しているお店でありながら、夜は地元の人たちを中心に、豊富なおつまみ類を提供するラーメン居酒屋としても機能している。自身もいつかはその地域の輪の中に入って一献傾けながらシメのラーメンまでいただきたいと願うほどだ。
ふと思い立つと食べたくなる逸品
今回もふと思い出してしまい何がなんでも食べたくなり今年4回目の訪問。外は猛暑なので最も近くまで行ける西鉄バスを選択。けやき通りを経由して別府橋通りに入り「別府橋」バス停で降車。歩いて5分ほどで到着。いつもは開店時間の12時前後に訪れることが多いけど、この日はピークタイムを過ぎた13時半過ぎ頃。
ところが店内に入ると先客多数の上、後客も入ってくるという盛況ぶり。空いていた入口近くの2人掛けのテーブル席に座らせていただき、注文はベーシックな「ラーメン」を「カタ」で注文。
ラーメンの香り・色・味の記憶が残る
待つこと少々、その一杯が配膳されると最初にほんのりとニンニクのいい香りが漂う。長浜ラーメンらしいシンプルな見た目。シャバシャバとした豚骨のスープは一般的なイメージとはかなり異なり、どちらかといえば「飴色」に近いここだけの独特の色合い。
サラッとした口当たりではありながら代表的な長浜系ラーメンのスープとは一線を画す個性的な一杯。少し甘みも感じながらなんとも言えない独特の旨みがあふれ出してくる。何度食べてもその美味しさには感心させられる。
麺は福岡の老舗製麺所謹製で博多らしい素朴な細ストレート麺。歯切れのいいザクザクとした食感もたまらなく心地いい。具材はチャーシューとネギだけという長浜ラーメンのオールドスタイルを継承している。
美味しく癖になるスープを飲み干す前に、当たり前のように最後は「替玉」を所望。やっぱりここのラーメンは最高だと実感した。
美味しさがあふれ出る〈長浜ラーメン一新〉のラーメン。福岡・博多の豚骨系のラーメン店には何十年という歴史を積み重ねてきた老舗店が多く存在する。そんな中で、来年10周年を迎える新進気鋭の長浜ラーメン店の味を、ぜひこの機会にご体感ください。
長浜ラーメン一新
住所 :福岡県福岡市城南区別府1丁目8-33
[地図]
営業時間:12時00分~14時30分
:18時00分~21時00分
定休日 :日曜日(※要確認)
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり
要確認 :長浜ラーメン一新(※インスタグラム)