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【京都市】中京区 幕末ロマンの立役者の一人『後藤象二郎寓居之跡』とギャラリーが繁華街に!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

観光客が戻ってきた京都の街、その繁華街には歴史にまつわる場所が点在しています。中でも、幕末のロマンがつまった史跡関連の場所があちこちで見れることをご存知ですか?

ショッピング街としていつも賑わっている河原町通りを三条から四条方面に向かって歩いていると、「後藤象二郎寓居之跡」というのが見えました。

後藤象二郎とは、幕末-明治時代の武士であり政治家だった土佐高知藩士です。

ホテルの一角がギャラリーになっているとのことだったので、早速入ってみました。

後藤象二郎は、土佐出身で、吉田東洋が開いた「鶴田塾」板垣退助や岩崎弥太郎らと学んだそう。坂本竜馬の「公議政体論」に賛同し、徳川慶喜に「大政奉還」を説いた人物です。

対立思想の勤王党であった坂本龍馬にも接近、 後に龍馬が考えた「船中八策」をもとに、大政奉還の建白を山内容堂に勧めたりもした。明治維新後、板垣退助の自由党結党に参加。 黒田内閣から第1次松方内閣にかけて逓信大臣、引き続き第2次伊藤内閣では農商務大臣を務める等、党派を超えた政治家として活躍した。

中に入ると、坂本龍馬や後藤象二郎と一緒に写真が撮れるようになっています!そこには、情報がいっぱいつまっていました。幕末の京都にタイムスリップしたような気分に!

ここは、京都に滞在しているときには常宿とした醤油商「壷屋」があった所です。

象二郎と龍馬がいた界隈の説明書きや、土佐藩と後藤象二郎の史跡巡りマップなども作られていて、この界隈を歩くのが楽しくなります!「高津商会」の小道具たちはテレビのドキュメンタリー撮影や映画で幕末関連の作品によく出演しているので、当時のことを知る勉強になりました。

他にも、見るもの、学ぶものがたくさんあるので、「幕末の京都」を知りたい人にはおすすめ!ぜひとも、訪れてみられてください〜♪

後藤象二郎寓居跡記念ギャラリー
〒604-8031  京都府京都市中京区河原町通三条下る大黒町59-1
営業時間:9:00~20:00
定休日:無休

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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