Yahoo!ニュース

子育て中の心配事との上手な付き合いかたとは?

ピッグママチャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー

こんにちは、チャイルドコーチングアドバイザーのピッグママです!

新学期や新生活が始まって3ヶ月が経とうとしていますが、新しい環境への適応期間で緊張や疲れから、気持ちが落ち込むこともあるかと思います。新たな挑戦や変化が訪れると、心配事や不安もついてくるものです。そこで今回は、noteでも反響の大きかった「子育て中の不安や心配を前向きに乗り越える心配事との上手な付き合いかた」をご紹介します。

心配だけど、子どもを信じてみよう!

子育てをしていると、子どもが学校で上手く友達付き合いできているか、勉強についていけているかなど心配なことが多いですよね。しかし、それは親の気にしすぎかもしれません。気にしすぎてしまうのは、過去の色々な出来事や関わった人に対して、過度に心配や不安を感じてしまう言わば心のクセを持っている状態です。

自分と子どもは違う人物なんだということを意識して、子どもが困ったときにどうしたら乗り越えられるかサポートすることに徹しましょう。気にしすぎることはマイナスに捉えられがちですが、相手の気持ちや状況を推察し、心のアンテナを張り巡らせることができる人が多いです。お子さんがいつもと様子が違うなどの変化にもすぐ気づけるでしょう。

この心のクセを上手に使うと、相手に共感でき気遣うことができます。ただし、必要以上にアンテナを張りすぎていると、いろいろなことが気になりすぎて疲れ果ててしまうのでほどほどに。コーチングの基本である答えは自分の中にあるということを意識し、子どものことを信じてみましょう。

失敗は成長のチャンス!

子どもには、自分と同じような失敗はしてほしくない!という親御さんは多いかと思います。成功する喜びを知るのももちろん大切ですが、失敗から学べることもたくさんありますよね。人生は成功と挫折の連続と言っても過言ではありません。幼いころから小さな成功体験と失敗を経験していると、大人になってからも挫折したときにきっと乗り越えられることでしょう。

子どもがなにか失敗したときに子どものことを責めるのは禁物です。子どもは子どもなりに、そのときのベストを尽くしています。「悔しいよね」「頑張ってたよね」などと、子どもの気持ちに寄り添いましょう。友達を傷つけてしまったり、他人に迷惑をかけてしまったりしたときは、「なぜそういうことをしてしまったのか、それに対して自分はどう思ったのか」に焦点を当てて、人の気持ちを考える癖をつけることも大切です。

自分の不安について誰かに話してみよう!

それでもやっぱりどうしても不安なんだというときは、誰かにその不安を話してみるのも一つの手です。子どもの受験が心配だったら、同じように子どもが受験を控えている人に相談してみるなど。不安なのは自分だけじゃないと知るだけでも、肩の荷が少し下りるかもしれません。また、子どもの進路は子どもが決めることだと割り切ることも大事です。

最も重要なことは、自分の不安が子どもに伝わらないようにすること。

子どもは子どもなりに、親の期待に応えようと頑張っていることが多いです。子どもを追い詰めることなく「あなたの人生は、あなたが決めていい」ということを伝えられるといいですね。幼いときから子どもが決断したことを尊重してあげることで、自らの決断に自信が持てることでしょう。

不安は、自分が勝手に作っている?

不安は何かによって与えられているものではなく、実は自分の心から生まれているだけなのかもしれません。「これからどうなるんだろう」「失敗したらどうしよう」と、現状から変わることに対して不安を覚えることが多く、考えれば考えるほど不安になってしまうという人も少なくありません。不安を抱くときは、これからの未来を考える時間を持つタイミングであると捉えることもできます。

不安を上手に手放す方法5選

  1. 何が不安なのかを書き出す。
  2. 不安な気持ちを受け止める。
  3. 今ある幸せを噛みしめる。
  4. 悩んでいるのは自分だけじゃないと知る。
  5. 気分転換をする。

子育てに悩みはつきものですが、子どもが自立するまでの一時的な(と言っても20年ほどありますが...)ものとして私も捉えるようにしています。子どもの成長とともに悩みの内容も変わり、親も子どもとともに成長していく必要があります。それが子育ての醍醐味なのかもしれません。自分にあった方法で、心配事と上手く付き合ってみてはいかがでしょうか。

チャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー

一児の母として、コーチングや心理学を子育てに応用する方法などを発信しています。年間180本ほど見る映画ファン。

ピッグママの最近の記事